建築家SALHAUS 消防署の木質化を追求/3号掲載 金物を極力省いた木造ラーメン構造

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今日紹介するのは、藤寿産業株式会社の「集成材 (岩手県材カラマツと住田町産スギ)」です。CLASS1 ARCHITECT Vol.03で、SALHAUSが「大船渡消防署住田分署」の柱・梁に使用した建材として特集しました。

この消防署では、「貫式ラーメン構造」を採用。木材の特性を生かした日本古来の伝統構法で、高い耐震性と耐震壁のない自由度の高い間取りを実現しました。柱や梁は町産のスギやカラマツの集成材が中心となっています。

接合部の箇所数を増やすことで建物全体の剛性を確保するこの方式は、大量の木材を使用することで初めて成立します。

CLASS1 ARCHITECT Vol.03では、SALHAUSによるレビューとメーカーの開発秘話をご覧いただけます。