防犯にはスリット窓・高窓が効果的。過去15年間の住宅侵入被害を旭化成ホームズが調査。
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旭化成ホームズ株式会社 くらしノベーション研究所が、自社で過去に行った戸建住宅の開口部等修理記録を元に、過去15年間の侵入被害についての調査結果を公表しました。
調査結果によると、侵入場所は道路から見えにくい建物奥の開口部に集中。とはいえ、被害件数は過去15年間で大きく減少しるといいます。これについて調査報告では、「門扉などで建物奥への侵入を防ぐ『ゾーンディフェンス』の普及が効果的に働いたのでは」と分析しています。
侵入手段別の分析では、防犯ガラスの普及でガラス割りの被害が減少する一方、ガラスを「こじ開ける」比率が増加。また、人が通れない幅のスリット窓や高窓からの侵入被害は極めて少なかったことから、侵入対策として効果が大きいとしています。
このほか記事内では、関東・中部・関西などのエリアによる侵入経路の違いや有効な防犯対策など、豊富な調査結果をデータと併せて紹介しています。