CO2排出削減に貢献。ポリカーボネート窓に中空ナノシリカをコーティングした新窓建材を開発。

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大阪工業大学機械工学科の研究グループが、新しい住宅窓建材を開発しました。

新たに開発された窓建材は、ガラス面をポリカーボネートに変更し、中空ナノシリカを含むコート剤を塗布したもの。無数の空隙のある中空ナノシリカをコーティングすることで、透明性だけでなく、断熱性も確保でき、コストパフォーマンスにも優れた窓になっています。

研究グループによると、日本の標準的な一戸建て住宅でこの新建材を使った場合、冬季3カ月間で一戸あたり135グラムのCO2削減量となり、大阪府全体なら213トン、日本全体なら3559トンになると解析しています。

新開発の断熱窓に関するより詳しい研究内容は、大阪工業大学のニュースリリースからご覧ください。