第6回Woodyコンテスト(木造住宅・木製家具コンペ)
主催
主催:京都府
後援:京都府森林組合連合会、一般社団法人京都府建築士会、一般社団法人京都府木材組合連合会
協力:無印良品、京都山科
募集内容
木材利用の推進を図るためには、木材を暮らしの中で活かし利用していく「木の文化」の継承と、木材の新たな利活用方法を開拓し、建築や家具の設計製作に携わる建築士等の木材への関心を高めることが必要です。
京都府では、府内の森林資源として充実している京都府内産スギ、ヒノキの特性を活かした木造住宅や木製家具のアイデアを募集します。
【木造住宅部門】
テーマ:子育てと仕事が両立できる、環境と調和した木造の家」
昨今、「テレワーク」や「夫婦共働き」といった多様な暮らしが広がっています。それに伴い、都会から地方へ移り住む人が特に若い世代で増えつつあります。そこで、若い夫婦と子どもが都市を離れ、自然環境の豊かな地域で暮らすことを想定し、京都府内産のスギ、ヒノキを多用した家を提案してください。
- 夫婦共働きという生活スタイルに適したプラン(家事を効率よく行える家)を考えてください。
- 自然豊かな環境の中で、楽しく仕事と子育てを両立できる家を考えてください。
【木製家具部門】
テーマ:話がしたくなる椅子
SNSやインターネットの普及により、瞬時に地球上の人達と会話をすることが当たり前になってきました。しかし、一旦電気信号に変化された画像や言葉は、その深部にまで触れることが難しいように感じることも確かです。直接会うことが少なくなった今だからこそ、向き合うことの大切さ、人の体温を感じる距離での会話、空気を振動させて会話をすることの大切さを感じます。この椅子があれば話が弾む、この椅子を見ると話がしたくなる。この椅子があることで話しがしやすい環境が生まれる。そんな椅子を京都府内産のスギ、ヒノキなどの針葉樹を使ってデザインしてください。「話がしたくなる椅子」この時代に最も必要な道具なのかもしれません。
- 京都府内産のスギやヒノキなどの針葉樹を全体の80%以上使用してデザインしてください。
- 針葉樹の特性を活かし、座面の高さ450㎜程度の1人掛の椅子で、子どもからお年寄りまでの多くの人が使用することを想定の上、丈夫で長持ちし、軽量かつ安全で快適に使用できるデザイン・サイズとしてください。
締切
令和4年8月1日(月曜日)~8月31日(水曜日)
賞
●最優秀賞 (各部門1点) 賞状、賞金10万円
●優秀賞 (各部門1点) 賞状、賞金3万円
●佳作 (各部門5点) 賞状
参加資格
両部門とも、個人・グループは問いません。応募点数は1人(又は1グループ)につき1点のみです。
【木造住宅部門】
学生の部:国内で建築又はインテリアを学ぶ学生(専門学校生含む。)
一般の部:上記以外の国内に在住し、又は建築関係に勤務する設計者
【木製家具部門】
国内で木製品及び家具のデザイン又は製作を学ぶ学生(専門学校生含む。)
国内に在住し、又は勤務するデザイナー及び家具製作に従事する者
審査員※敬称略
木造住宅部門審査員長
横内 敏人 ((有)横内敏人建築設計事務所代表、京都芸術大学大学院教授)
木製家具部門審査員長
辻村 久信 ((株)ムーンバランス代表、京都芸術大学教授)
審査員
宮﨑 真里子 ((株)宮崎代表取締役会長、宮崎木材工業(株)代表取締役社長)
森井 一彦 (京都府森林組合連合会代表理事専務)
岩村 眞樹雄 (京都府建築士会副会長、(株)象彦設計代表取締役)
愛甲 政利 (京都府木材組合連合会副会長)
塚脇 健 (京都府農林水産部林業振興課長)
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