第17回 ダイワハウスコンペティション

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主催

大和ハウス工業株式会社

募集内容

【テーマ】電気を使わない家

暮らしの中で、今まで当たり前に使えていた電気がなくなるとどのような楽しい家ができるか。これが今回のテーマです。

現代の家には、あらゆるところに電気が必要です。テレビや冷蔵庫、エアコンや電灯、コンピュータやスマ ートフォン、それらすべて電気を必要とし、それに頼 って暮らしを成り立たせ、家のかたちも決まっているといえます。効率が追求され、情報が溢れることが日常となると、その当たり前から戻れず、五感でものを理解することを忘れ、人間の可能性や自由を失っていることに気がつかずにいるといえるかもしれません。

では、その当たり前に使えた電気を使わない家を考えたら、どのような豊かさが手に入るでしょうか。昼から夜、そして朝を迎える時間の流れに敏感になり、季節や温度の変化とどのように向き合って生きていくかを考えることになったり、家の中では情報から遮断されることで、家族との距離や家の外の他者との関わりが変化するかもしれません。そして電気を使わないことを追求していくと、電気というエネルギーそのものの価値や、それがどこからきて、この先どうなるかということを考えることになるでしょう。

電気がなかった原始的な時代の家に戻るのではありません。不便だから辛いのではなく、ないからこそ得られる歓びをかたちにして、それがこの先の希望になるような提案を求めます。

敷地は架空でもリアルでも自由です。戸建て1棟や、戸建ての集合、併用住宅、リノベーションなど、形式やプログラムは問いませんが、ひとつの家として必要な空間を提案してください。人間の想像力で自由を考えていくきっかけになるような家を考えてください。

締切

【作品提出締切】
提出物①(A2サイズ片面横使い1枚):2022年9月29日(木) 消印有効 送付のみ受け付け。持込み・バイク便は不可。

提出物②(PDFデータ):2022年9月29日(木) 23:59 メール添付にて受付け。CD・DVD等のメディアでの提出は不可。

●最優秀賞(1点) 賞金200万円 および記念品
●優秀賞(2点) 賞金30万円 および記念品
●入選(4点)  賞金10万円 および記念品
(以上、1次審査通過7作品)

●大和ハウス工業賞(1点) 賞金30万円 および記念品(1次審査通過7作品より1作品選出)
●佳作(10点) 各5万円

審査員※敬称略

審査委員長
青木 淳 (建築家/AS/東京藝術大学教授)

審査委員
堀部 安嗣 (建築家/堀部安嗣建築設計事務所/京都芸術大学大学院教授)
平田 晃久(建築家/平田晃久建築設計事務所/京都大学教授)
小堀 哲夫(建築家/小堀哲夫建築設計事務所/法政大学教授)
八田 哲男(大和ハウス工業 執行役員)

URL

https://www.daiwahouse.co.jp/compe/17th/