経年劣化による事故を未然に防ぐ! 窓・ドアの4つの点検ポイント

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独立行政法人 製品評価技術基盤機構「NITE(ナイト)」より、窓の経年劣化による事故とその点検のポイント、対策に関する注意喚起が公開されています。

NITEは、製品事故の公的な原因究明を担い、工業製品などに関する技術上の評価や品質に関する情報の収集・提供などを行っている経済産業省所管の組織です。

今回発表されたプレスリリースによると、2013~2022年の10年間に、窓・ドアの要因として経年劣化が疑われる事故が92件あり(株式会社LIXIL調べ)、なかでも、重傷に至ったケースが5件、軽傷が3件、ヒヤリハット(人的被害を伴わず、製品・建物の破損等のみに留まるケースの事を指す)が3件あったとのこと。

NITEの提案する窓・ドアの経年劣化点検ポイントは

  1. がたつきがないか。
  2. スムーズに開閉せず、重たくなっていないか。
  3. 開閉時に異音がしないか。
  4. 破損や変形がないか、さびている箇所はないか。

の4点。

記事では、窓・ドアの製品分類例や上記の点検ポイントをより詳しく解説した資料のほか、実際に指を挟まれてしまった時を再現する映像資料や、窓・ドアの危険サインをわかりやすくまとめたポスターなども公開されています。

NITEのプレスリリース「放置しないで!窓・ドアの危険サイン」について、詳しくは以下のボタンよりご覧ください。