ARCHITECT’S Q&A
西澤徹夫が選ぶ5つの建材
Q. 素材が活かされた建材は?
A. イストフロン
不燃の、施工しやすい吸音ボード
イストフロンは不燃性のカラー糸を風合い豊かに織り上げたファブリック素材です。イストフロンの背面にグラスウール製のボードを貼り付けると、吸音材として空間内の音響効果を自由に調節することが可能です。「八戸市美術館」では「ジャイアントルーム」の吸音材として使用しています。工夫した点は吸音材に凹凸を付けたこと。ただボードを貼り付けただけではのっぺりしてしまうのですが、専用のジョイナーを使い山型に施工することで意匠的なアクセントになるうえ、表面積が増えるので吸音性もさらに高まりました。不燃でかつ施工も簡単にできるので、便利な建材だと思います。
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