耐震の次は制震だ！「αダンパーEx2」で一つ上の安心を！

Yes, sir！
カタログ三等兵、建材紹介の任務を開始します！

耐震をしっかり施し実際の大地震に耐えても、家が揺れるのは怖いもの。
実際に今回の熊本地震や前回の東日本大震災でも、余震が怖くて家に戻れない方もいらっしゃるようです。
また家自体は無事でも家具が倒れたために屋外へ避難される方も。
もはや耐震だけでは足りない時代なのでしょう。
そこで今回は制震ダンパーである「αダンパーEx2」をご紹介します。

3つの安心のαダンパーEx2

振動計測器メーカーのトキワシステム(静岡県浜松市)さん。
木造住宅の耐震性・制震性を測定していました。
しかしさまざまな住宅を測定しているうち、既存の耐震金物に疑問をもったのが開発のきっかけとなりました。

中部圏に1万棟の採用実績！

Ｑ : 採用実績は？
A : 中部圏(東南海地震警戒地区)を中心に10000棟(αダンパーⅠ含む)の実績があります。この地域では、ナンバーワンの実績です。(2015年9月現在)

引用元 : 株式会社トキワシステム
引用日 : 2016年4月22日(金)

採用実績が1万棟ととても多く、安心して使えますね。
下の3点が採用理由として強いのではないでしょうか？

1. メンテナンスフリーで、総合的な耐久年数が80～90年もある
2. 簡単な施工で済む小型サイズだから設置費用が安い
   小さな穴を開けて入れるだけなので、家具を動かさなくても外から施工したりなども出来る
3. 小型サイズだから断熱材の欠損が少なくてすみ、シャフトにカバーが付いているから直接断熱材を吹き付けることも可能

4つの性能実験

採用実績はわかりましたが、製品性能がどれだけ安心できるのか？
それは4つの性能実験で証明されています。

豊田工業高等専門学校

仕口取り付けダンパー試作品の性能実験

国立静岡大学

αダンパー付き木造軸組壁の高速水平加力実験

岐阜県立森林文化アカデミー

制振材料付き耐力壁試験(動的加力試験)

東京工業大学・台湾国立交通大学

起震器による実物大実験等 多数

岐阜県立森林文化アカデミーでの「制振材料付き耐力壁試験(動的加力試験)」結果のグラフは下の図です。
ダンパー2本で約30％、4本で約60％、エネルギー吸収量が向上しています。

耐震や免震は性能を国による評価・認定方法がありますが、制振には無いためにこのように多数の実験をされているんですね。

専門スタッフが配置を決定！

制震ダンパーの目安の設置本数は、30坪の2階建てで約20本。
40坪の2階建てで約24本となるようです。
一軒一軒の図面をみて、トキワシステムさんの専門スタッフが決定してくれるので、根拠があり安心できますね。

また、専門スタッフが配置位置や本数を決定しているからこそ、製品には20年保証が付くのでしょう。

20万キロの耐久試験で認められたオイルは伊達じゃない

「αダンパーEx2」で使われているオイルも、安心の性能です。
自動車メーカーの20万キロの耐久試験で品質を認められた合成オイルを使用。

この20万キロの耐久試験がどれくらいすごいのか？
車のダンパーに使われている一般的なオイルは、実は7～8万キロで交換する必要があります。
10万キロも走ってしまうと、オイルが劣化し減衰力(揺れを押さえ込む力)を発揮しなくなるようです。

製品仕様

制震は地震だけじゃなく台風にも安心！

制震ダンパーは揺れを抑える装置ですので、地震による家具の転倒も防げマス。
家だけでなく家族も守ってくれる制震ダンパー！
揺れによる建物の損傷も抑えられるからお財布にも優しい！

私は地震に対しての効果しか考えていませんでしたが、調べていくとどうやら風に対しても有効のようです。
もともとは強い風を受ける高層ビルで採用されていただけあり、台風などの強風も抑えてくれます。
台風の時の、窓がガタガタ鳴って家が震える感じも怖い私としては、リフォーム時には是非採用したいデアリマス。

この建材のポイント