使い古した足場板を床材にできる!?廃材をリユースWOODPRO「杉足場板」
これまで工事現場で作業員が乗る足場板は、割れる・ヒビが入ると廃棄されていました。2000年から「もったいない」と思いリユースに取り組み、床材として生まれ変わらせたのがWOODPROの「杉足場板」です。
【WOODPRO杉足場板専門店】
・http://www.ashiba21.com/
・電話番号 : 0829-74-3716
・メールアドレス : woodpro_shopinfo@ashiba21.com
※ 「建材ダイジェストの記事を見た」とお伝えください。
杉の足場板が使われる工事現場は、高速道路・橋梁・お寺修復など、幅広く5年〜10年使われる例もあります。
サンプルはこちらで、たしかにペンキの跡や欠けなど、かなり使い込まれた感じですね~。
「5杉足場板(古材)」シリーズは幅が210mm〜200mmで、長さ1900mmです。35mm厚は店舗床に使える強度として選別されており、価格は5枚入(1.9m2)で11,500円(税抜)。
15mm厚は壁にも使え、10枚入(3.8m2)で18,400円(税抜)です。
ペンションの床への施工写真です。
壁の飾り棚や
天井にも使えます。
レトロでオシャレな雰囲気に出来ますが、足場として使われた古材の特性を知って使う必要があります。割れ・反りが出て隙間が発生しやすく、分厚いので隙間に落ちたゴミを掃除機で吸い取るのは難しいです。
まとまった数を入手しにくいタイミングもあるため、新品の足場板や古材風に仕上げた商品もあります。新品のサンプルがこちら。2000mm×240mm×35mmの4枚入(1.92m2)で6,476円(税抜)と、
1900mm×240mm×16.5mmで8枚入(3.65平米)で10,476円(税抜)です。新品が古材に比べ割安なのは洗浄・釘抜きの手間がかかっていないからです。
古材風シリーズの15mm厚と30mm厚はこちら。1900mm×180mmで、30mm厚は6枚入(2.052m2)で10,667円(税抜)。15mm厚は12枚入(4.104m2)が18,667円(税抜)です。
杉足場板は割れ・反りの他にササクレが残っている場合があるので、素足で使うのはおすすめしません。防腐処理もなされていないため雨にさらされる屋外等では数年で腐る場合もあるので、屋内へ土足で入る店舗での利用がおすすめ。
表面がなめらかな手触りに加工されているので、上履きをはく場所で使えます。なめらか仕上げの表面はこんな感じですが、
通常の古材タイプは再利用できるように水洗いとサンディング(ヤスリがけ)された状態で下の写真のような表面です。
ご家庭で使いたい場合は、5mm厚なら隙間にゴミが溜まっても掃除機で吸い出せます。施工例はこんな感じ。ところどころにペンキの跡が見えます。
東本願寺で使われた足場板もあり、サンプルがこちら。問い合わせが必要な商品ですが、合板なので伸縮による狂いが少なく隙間ができません。なにかこう、荘厳な印象を受けますね。
職人を支えた足場板は、それぞれ世界にひとつだけの建材ですよね。それぞれ表情が違うので、愛着もわきやすく使ってみると手放せなくなるかもしれませんね!
この建材のポイント
オススメなのは? | アンティーク品やヴィンテージ品の味わいのあるモノが好きな人 |
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一番の強みは? | 実際に足場として使われた物である、味わいのある見た目 |
施工の強みは? | 硬いフローリング材と比べると、杉だからやわらかく加工しやすい |