年間13,000棟の実績を誇るデッキ材「彩木(あやぎ)」
おはようございます、武澤です。
今回はベランダをウッドデッキにできるデッキ材「彩木ルーフデッキ」を見つけましたので、紹介したいと思います。
ベランダとリビングのレベル(高さ)が揃うと、すごく開放感が増すと気づかせてくれた建材です。
朽ちないデッキ材。
9月20日~9月22日にインテックス大阪で開催された第1回高性能建材EXPOに行ってきました。そこで見つけたのが「彩木」(MINO株式会社)。その正体は、アルミ芯材+硬質低発砲ウレタン樹脂の人工木。表面に2色のウレタン塗料と高耐候性のトップコートを塗布しています(耐久性・紫外線による退色に強い)。塗装は職人が2度塗りし、のっぺりとした表情にならない自然な色ムラを実現しています。水も含まないため腐らずカビず、ささくれも起こりません。お子さんやペットの肉球にも安全。重さは約10Kg/m2。
ウレタンは断熱材にも使われ熱伝導率は0.06W/m・Kと木材の0.15W/m・Kよりも低いため、素足で触れた夏の熱さ・冬の冷たさは天然木よりも和らぎます。
30年相当の耐候試験の結果はご覧のとおり。左の列が「0時間」で右にいくほど33年相当後に。4色いずれも30年後の変化も見受けにくいですね。
素材の伸び縮みも芯材のアルミが強度を確保した結果、鉄やコンクリートと同等の性能を発揮しています。
彩木の施工事例
用途はたくさんあります。
1. マンションのバルコニー(製品名 : Okuto Deck)
マンションのバルコニー床に唐茶(からちゃ)色を施工した事例。リビングから寝転びながらベランダまでそのままゴロゴロできるのが嬉しいですね。無機質なベランダに温かみが増した事例。
2. 縁側ビフォーアフター(製品名 : 彩木ガーデンデッキ)
ボロボロのウッドデッキが見事に。
3. ルーバースクリーン(製品名 : ハイブリッド彩木ルーバー)
施工の様子(「彩木ルーフデッキ」の場合)
実際の施工の様子です。こちらはレベル出し(高さ調整)ができる「彩木ルーフデッキ」の場合です。
もとの地面にレール式の根太(床板を支えるための土台)を設置します。
こちらの「根太調整材」で高さを110~224ミリの間で調整できます。
その後、床板材をスライド方式(天面ビスなし)で土台にはめていきます。
価格は製品シリーズによって様々。同社のWebカタログからご覧ください。
まとめ : 熱を溜めず、ささくれもない人工木。
人工木は天然木の質感にかなわないという意見もある中、見た目やメンテの楽さといったメリットも確実に備えています。
木目も本物の天然木から切り出した木目で型取りしています。
以前お届けした「天然木のウッドデッキを約3年で撤去した」コーカイも、この建材を知っていれば結果も変わったかもしれません。
▼エクステリア・建材の販売、製造、施工の専門会社【MINO株式会社】
http://nuan.jp/special_ayagi/
この建材のポイント
オススメなのは? | メンテナンスは極力したくない方 |
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一番の強みは? | 天然木に近い質感と耐候性 |
施工の強みは? | レベル出しできる |