「大改造!!劇的ビフォーアフター」で使われた建材が3つ分かった!【PART2】
Yes,sir!
カタログ三等兵です!
今回は「大改造!!劇的ビフォーアフター」で使われた建材まとめ記事の第2段!前記事に引き続き番組で使われた建材から厳選した3つの建材をご紹介します。それではまいりましょう!
1. バウビオシリーズ(Baubio-断熱N)
耐火性・耐久性・断熱性の機能を備えた防火外張り断熱壁です。外装材との組み合わせで準耐火構造・防火構造認定を取得しています。無機材料なのでグラスウールのように湿気や自重によるヤセやカビの発生が無い上に、温度の変化や経年による劣化が少ない特長があります。新築はもちろんのことリフォームの際は既設壁に増し貼りすることで、断熱補強になります。仕上げは吹き付けタイルで簡単に施工可能です。
引用元 : 日本インシュレーション株式会社 – コンテンツ(XF-SECTION)-住宅建材Baubio-外張断熱材-
引用日 : 2016年8月5日
バウビオシリーズ(Baubio-調湿H)(Baubio-調湿T)
Baubio-調湿Hは収納空間や洗面所・脱衣のような湿気の溜まりやすい場所に、Baubio-調湿Tは居間や寝室などの居住空間の使用に適しています。Baubio-調湿H・Baubio-調湿Tは、一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会より「調湿建材登録・表示制度」に基づく調湿建材マークの使用登録を受けています。調湿建材は透湿性のある壁を作り高い調湿性能で、壁体内の結露を防ぎカビや湿気などの不快感を抑制し建物の長寿命化に貢献してくれます。
2. 人工の多孔質軽量発泡資材(軽石)スーパーソル
廃ガラスを粉砕、焼成発泡させることで作られた人口の多孔質軽量発泡資材(軽石)スーパーソル。土壌還元型資材で、土から土への完全リサイクル型なので地球にやさしくという特徴があります。また透水性・保水性に優れているので草木なのど成長を促進させ、ガラスが原料なので耐火性に優れています。その上製造工程において、用途に合わせ比重・吸水率をコントロールして作り分けることで、緑化・断熱・園芸・水質浄化・建築・土木など、多くの用途に使うことができる商品です。施工現場での自由度も高く、どんな歪曲な地形や埋設管があっても工事ができます。軽量であることも施工性として良いですね。
引用元 : 株式会社トリム リサイクル事業部 – ガラスびんの再資源化
引用日 : 2016年8月5日
3. 安田瓦
安田瓦は、新潟県阿賀野市で地域ブランドの認定を受けた伝統瓦です。江戸時代後期の「越前瓦」の流れをくむ瓦で、耐寒性・耐圧性に優れ積雪寒冷地仕様の瓦として知られています。また、1200度の高温で焼成することで、硬く焼き締められ吸水率が非常に低く硬い丈夫な瓦と言えます。高寿命の瓦ではありますが、より長く使うためには数年に一度の点検が必要となります。風土に適した施工法の工夫に関して言えば、例えば四国・九州では瓦の切り込みを深くして葺くことで、重なりの枚数を多くする独特な工夫がされています。
引用元 : 安田瓦 和風 施工実績/安田瓦協同組合
引用日 : 2016年8月5日
安田瓦の特長はひときわ精彩を放つ渋い鉄色で、和風のイメージが強いです。ですので近年はモダンな現代建築にも似合う赤色瓦など、消費ニーズに即する商品の質の向上と量産によるコストダウンに努めているそうです。
引用元 : 安田瓦 洋風 施工実績/安田瓦協同組合
引用日 : 2016年8月5日
まとめ
前回に続いて「大改造!!劇的ビフォーアフター」で使われた建材をご紹介しましたが、いかがでしたか。今回ご紹介した建材は一般のお施主さんから直接「これにして!」と言われにくいニッチな建材ですが、居住者の暮らしやすさを追求するためにも、施工側から提案してみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてください。
ちなみに過去記事はこちらからどうぞ。
以上、カタログ三等兵でした!
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