スイス漆喰「カルクウォール」はアルプスから採れるカルシウム純度98％の石灰石を使っている

アルプス山脈から採れるカルシウム純度98%という高純度の石灰石を原料に作られている「カルクウォール」。その純度の高さは漆喰の白さに反映されます。5つの施工例で白さを確認していきましょう。

スイス漆喰カルクウォール | イケダコーポレーション
http://www.iskcorp.com/makerlink.html

1. 青空と漆喰のコントラスト
外壁・内壁ともに「カルクウォール」を採用した事例。青空にカルクウォールの白さが映えますね。
設計・施工 : 株式会社ハウスサポート/i reef labo.

2. 欧州瓦とマッチすると地中海リゾート風に
茶と白のコントラストが欧州風な家を想像させますね～。
設計・施工 : 有限会社ハイランド

3. 名古屋市に実際見に行けるモデルハウス
こちらのモデルハウスでは外壁・内壁に「カルクウォール」が使われています(見学には事前予約要)。
設計・施工 : 岡谷ホームズ株式会社

4. 夏にも負けない白い壁
「全然暑くないし」と壁がしゃべりそうなくらい力強い白さです。
設計・施工 : ue_bo design -植村産業株式会社-

5. 無垢との調和
カルクウォールの白さと無垢材が開放感を与えます。実は京都の細長い敷地なんです。
設計・施工 : アーキテクトオフィス・リラブ

販売代理店一覧ページを見るとネット販売で誰でも買えるようにしている会社や、塗り体験&DIYサポートをしてくれる会社もあります。価格は300gで810円・10kgで12,852円・25kgで25,812円です(税込)。参考の平米単価は2,151円〜3,227円／m²です(税込)。

施工手順はこちら。

ミネラル下地材(カルクウォール用の専用下地材)を塗る
カルクウォールを柔らかいクリーム状になるまで混ぜる。
乾燥後、上からコテでサッと塗る。
乾かないうちに再度上から塗る。

注意点として、カルシウムが雨水などに溶けて表面に運ばれ、白い粉の結晶となる白華現象が起こります。起きても品質上には問題ありません。白華を防ぐには、
1. 下地軽量モルタルの養生期間を確実にとり、十分に乾燥させること
2. 450mm以上の軒のある家で施工すること
3. 外気温が5℃以下になる日は避けること
4. 湿度が85％以上と乾燥しにくい日は避けること
5. 乾燥後、呼吸性のある撥水材を塗布すると○
があります。より詳しい補修方法等についてはメーカーホームページにて専用ＰDFが配付されています。