滑り抵抗係数(すべりていこうけいすう)

「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)により、「床はすべりにくいものとする」と定められました。その際にすべりにくさの基準として採用されたのが、すべり抵抗係数で試験機OY・PSMで測定できます。

推奨値はこちら。(http://www.mlit.go.jp/common/001029392.pdf)

■表―1 履物着用の場合の滑り 日本建築学会※の推奨値(案)

床の種類 単位空間等 推奨値(案)
履物を履いて 動作する床、 路面 敷地内の通路、建築物の出入口、 屋内の通路、階段の踏面・踊場、 便所・洗面所の床 C.S.R=0.4 以上
傾斜路(傾斜角:θ) C.S.R-sinθ=0.4 以上
客室の床 C.S.R=0.3 以上

(※(社)日本建築学会材料施工委員会内外装工事運営委員会 床工事 WG 『床の性能評価方法の概要と性能の推奨値(案)』(2008 年 6 月))

■表-2 素足の場合の滑り 日本建築学会※の推奨値(案)

床の種類 単位空間等 推奨値(案)
素足で動作し 大量の水や 石鹸水などが かかる床 浴室(大浴場)、プールサイド シャワー室・更衣室の床 C.S.R・B=0.7 以上
客室の浴室・シャワー室の床 C.S.R・B =0.6 以上

(※(社)日本建築学会材料施工委員会内外装工事運営委員会 床工事 WG 『床の性能評価方法の概要と性能の推奨値(案)』(2008 年 6 月))

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