視野角は360度!スクリーンの新常識「DiaLumie」

こんにちは。Mr.Tボーンです。

皆様は「プロジェクター用のスクリーン」と聞いて、どのような物を想像しますか?体育館や会議室にある、白地のロールスクリーンが思い浮かぶのではないでしょうか。

しかしスクリーンは日々進化を遂げています。その最先端をゆく製品が、日華化学株式会社から販売されている「DiaLumie (ディアルミエ)」。以下、DiaLumie が描く映像美の世界に迫ります。

DiaLumie って何?

DiaLumie は日華化学が開発した、ナノダイヤモンド系プロジェクター用透過型スクリーンフィルムです。製品タイプはおおきく2種類。高透明の「NDL-100」タイプ、透明の「NDL-270」タイプがあります。

製品タイプ NDL-100 NDL-270
ヘイズ 10% 27%
全光線透過率 90% 82%
サイズ 1.2m×最大20mまで(相談可) 0.8m×最大20mまで(相談可)
ご指定のサイズに対応します
※ご希望の長さでロール販売も可能です
フィルム形態
  1. ロールスクリーン
  2. タペストリー
  3. ディスプレイスタンド
  4. ガラス面への貼付施工(別途ご相談ください)
粘着加工 あり・なし選択可

高透過で鮮明な映像が見られる!

DiaLumie の特徴は、透明度の高いフィルムに鮮明な映像を映せる「透過型スクリーン」であること。

一般的にプロジェクターの映像を見やすくしようと思ったら、不透明な (透過度の低い) スクリーンを用意しなければいけません。しかし DiaLumie は透過度の高いスクリーンを使いながらも、明瞭でハイコントラストな映像を見ることができるのです。

展示会(北陸技術交流テクノフェア2017)の様子

日華化学様-min
では、実際にどのような映像が見られるのか。展示会で紹介された様子をご覧ください。

ディアルミエ_真正面
ロールスクリーンタイプの DiaLumie に、スクリーン向こうにあるプロジェクターの映像を映しています。スクリーン奥の壁には「DiaLumie」のロゴが印字されているのですが、スクリーン越しに透けて見えることが分かります。映像が映し出されているにも関わらず透けて見える演出が楽しめますね。

ディアルミエが映し出す映像美7
横からも見てみましょう。視野角の高さも特長のひとつ。映像に移った文字もしっかり見えますね。360°どこからでも見られることが、DiaLumie の大きな「ウリ」の1つです。


ガラスまたはアクリルに貼付けても使用できます。閉店後の窓ガラスやパーテーションウォールに後付けすれば、デジタルサイネージとして活用できますね。

曲面施工も可能です。

こんな用途も。

例えば博物館では恐竜骨格の前面に設置し、恐竜骨格にティラノサウルスが暴れる映像を被せることで、生きた恐竜の姿をまざまざと見せることができます。

また美容室のポスター前面に設置すれば、ポスターにある髪型のヘアスタイリング方法を見せることが可能。お客さんの目を引き、髪型を決めるときの参考にもなります。

さらに自動車販売店に設置するのもアリ。車の前でドライブロードの映像を出して、車がどこまでも走っていくような演出をするのも良いかもしれません。

その他、各種イベントでも人目を引く装置として活躍できますね。

なぜ美しく見えるのか、ポイントは「ナノダイヤモンド」

ディアルミエの構造イメージ

DiaLumie は、フィルムにナノダイヤモンドを使っています。ナノダイヤモンドとは、ダイヤモンドの結晶構造を持った極小の粒子。この粒子がコーティングされたフィルターを通すことで、私たちは美しい映像を見ることができるのです。

ダイヤモンドの特徴 : 高い屈折率と光の散乱

ダイヤモンドは高い屈折率を持ちます。屈折率とは、その物質に当たった光をどのくらい曲げるのか、ということ。ダイヤモンドは光を曲げる度合いが非常に高いため、キラキラと輝いて見えるのです。

ナノダイヤモンドも同様の性質を持っています。この粒子にプロジェクターの光が当たると、多くの光が屈折。スクリーン上に多量の光が集まります。その結果、鮮やかな映像が描き出されるのです。

ナノダイヤモンドスクリーンの原理と特徴
またダイヤモンドは、光を広く拡散させる特性があります。この特性により、DiaLumie は360度どこからでも映像を見ることができます。

透明スクリーン製品は他にもありますが、ナノダイヤモンドを使った技術は DiaLumie 独自のもの。他社製品よりも鮮明で、広い視野角を実現しています。


曲げたDiaLumie に動画を映している様子。曲がっていても映像が乱れることなく、綺麗に映っていますね。

「ディアルミエ」反対側から見た様子
反対側から見た様子。DiaLumie はどこから見ても鮮明であることが分かりますね。

このように驚きの性能と美しさを誇るDiaLumie。その開発には、どのような物語があったのでしょうか。

製品化までの道のり、試行錯誤の2年間

ディアルミエ
数年前、日華化学はナノ材料を使った新事業を模索。非常に小さな素材を使った製品作りを進めました。

その中で彼らが注目した素材がナノダイヤモンド。ダイヤモンドの特徴である「高い屈折率」「光を散乱させる性能」を持った微粒子であり、この特性を生かした今までにない高性能な透過型スクリーンを作ろうと考えました。

開発で苦労したのは、ナノダイヤモンドをコーティングする技術。DiaLumie はフィルム表面にナノダイヤモンドをコーティングしています。理想の透過性と鮮明さを実現するために、様々なパターンを試作し2年に及ぶ試行錯誤を経て、製品化に至りました。

完成した DiaLumie をPRする場として、今年6月に東京ビッグサイトで開催された「第3回先端コンテンツテクノロジー展」に出展。日華化学にとっては初めての出展となり、展示物の準備や連絡調整に苦労したそうです。そんななか、展示会中からも多数の問い合わせがあり、発売後注文がすぐ入るなど高評価を獲得しています。

DiaLumie の今後の展開

ディアルミエの使用例

DiaLumie は様々な場所での利用が考えられる製品ですね。

例えば会議室のテーブルトップガラスをDiaLumie 仕様にして、上からプロジェクターを当てる。参加者は手元で映像を見ながらメモを取ることができます。

また開発担当者は、今後の展開として「ダイヤモンドが持つ硬さや、熱伝導率の高さを生かした製品開発に取り組んでいく」と語ります。

極小のダイヤモンドが作る未来。私たちを「あっ」と言わせるテクノロジーが登場することでしょう。今から楽しみですね。

▼DiaLumie
http://www.nicca.co.jp/02productinfo/attention/17.html

この建材のポイント

オススメなのは? お店の商品や展示物を、美しく楽しく演出したい。
一番の強みは? 透明スクリーンに鮮明な映像を映せることで、様々な演出が可能。
施工の強みは? 360°どこからでも見えるので、場所を選ばない。
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