【コーカイ日誌 : 第6話】バルコニーの洗濯物に陽が当たらない…
今回のコーカイ日誌は「洗濯物を干す予定だった2階のバルコニー」についてのお話です。
皆さんは洗濯物を干した際、”しっかりと乾いた!”と感じていますか?
それとも”お日様サンサンだったけど半乾きが多い…なんで?”といった悩みを抱えていませんか?
ということで今回は、前回の第5話「お料理の残り香」に引き続きMさん邸から洗濯物に関するコーカイ情報をお届けします。
今回のコーカイ : 屋根出し過ぎた…
二階の洋室から続く南向きのバルコニー。ここには物干しフックが設置され、当初は毎日洗濯物を干すスペースと思っていました。
ところが、暮らしてみて2~3日後にわかったことが…。
なんと朝干しておいた洗濯物が、夕方取り入れようとしたところ、何となく乾いてない感じがする、どうして…いいお天気だったのに…なんで?
その原因はというと、
- バルコニーと洗濯物フックの高さの関係
- 大屋根がバルコニー全面を覆っているため、直射日光が当たりにくくなっていたこと
です。
もちろん雨に濡れる心配はないし、風の通り道はあるので何とか乾くことには乾くらしいのですが、「子供の洗濯物はやっぱり陽の光でしっかり乾かせたい、強く元気な子育てにはそれが大切!」というお母さんの願いもあって翌日から1階の庭に干すことにしたそうです。
「今日は雨降るかな?大丈夫かな?と天気予報には毎日敏感になりましたよ。最近の天気予報は精度がいいから助かってます。」と笑ってくれた奥さんでしたが、大きな屋根の切妻スタイルの外観はお気に入りのポイントでもあっただけに、心境は複雑なご様子でした。
今回の気づき
洗濯物を干す場所は、意外と当初の設計通りにいかないことが多いようです。
今回のように屋根の角度とバルコニーの高さの関係で直射日光が当たらない場所になっていたり、洗濯量とスペースの問題もあったりします。
また、洗濯機からの動線も気になるところ。庭に干すのが一番かもしれませんが、セキュリティ上の問題や、雨が続く季節・冬だとかなり無理もかかります。
最近の乾燥機は機能的に進化していますが、やはり天日干しの効果や効能にはまだまだ及びません。
ということで今回学んだことは、
- 設計段階では面だけでなく立面でも確認できるよう、できれば模型などでリアルな想定をすること
- サンルームなどのバリエーションも増えてきているのでそういった設備も視野に入れること
です。
みなさんのお家では洗濯物をきちんと天日干しできていますでしょうか?
成功事例、失敗事例等Facebookコメント欄でお気軽にお待ちしております~。