斜めづけはもう古い!? 左右に動く制振ダンパー「ダイナコンティ」
制振ダンパーって斜めにつくのが大半。でも、今回建材展で、横型の制振ダンパー「ダイナコンティ」を発見!なぜ斜めではなく、横なのか。その秘密を今日は深堀りしていきます!
制振効果の効率化を追及!!
「油圧式ダンパーの特長を最大限に生かし、小型でも小さな揺れから性能を発揮させることを開発のプロセスの一つとして、様々な形で比較検討を行った結果、ダンパーを水平に動かす形になりました。横型のメリットは、効率良く建物の揺れを伝える事ができる為、ダンパーの吸収効果を高め、左右に動く事でどんな揺れにも対応できます。」(株式会社オーディーエム 東京営業所 : 岡田さん)
言われてみるとなるほどなと思うのですが、斜めにつけるのが当たり前だと思っていたので目から鱗ですね。工務店さんも意外とこの違い、知らないのでは?
リフォームの時も柱に付けるだけでO.K。ただし、柱の耐力が関係するため、柱の欠損等を見極めて取付け位置を確定する必要があります。
どの柱につけるのかは、ホームページ上に掲載されている書類7種(新築限定)があれば、オーディーエムさんがアドバイスをくれますよ。
サイズは横370mm×縦313mmと、超コンパクト!重さは2.5kgとなっています。
まとめ
制振ダンパーって、大きさの違い以外は結局どれも同じだという考えが最初はありました。実際、ダイナコンティが横型だと気付いたのも、色んな制振ダンパーを調べ始めて1ヶ月後くらい。一般人には違いがぱっと見では本当にわかりません!
でもそこには、木造躯体の負担を考慮しつつも制振力を上げるための、メーカー側の努力があったんですね。
この建材のポイント
オススメなのは? | 地震対策を考えている方 |
---|---|
一番の強みは? | 小さな揺れから性能発揮 |
施工の強みは? | 大きな開口部のある壁から非開口の壁まで施工可能 |
商品詳細
材 質 | アルミ材 |
サイズ | 横370mm×縦313mm |
重 量 | 2.5kg |
定 価 | 39,800円 |
対応構造 | 木造(在来軸組工法) |
設置目安本数 | 30坪8〜10本、40坪12〜14本 |
保 証 | 10年製品保証(出荷日より) |
他 | 省令準耐火構造基準に適用、吹付断熱工法に対応、特許取得商品 |
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