置いてはめるだけの「イージーロックフローリング」は釘・ボンド・原状回復が不要!
床をDIYしている方は意外と少ないですよね?
床を張り替えようとすると、板を下地にボンドで接着し、釘で留める必要があります。
賃貸物件にお住まいの方やテナントにとっては正直ハードルが高いですよね。せっかくお金をかけても、退去時に不動産会社や大家さんに「原状回復してください」と言われ結局わざわざ戻すのも嫌ですし…。
そんななか今回、床に置いてはめるだけで天然木を楽しめる床材を見つけたので紹介したいと思います。
イージーロックフローリング | toolbox
https://www.r-toolbox.jp/service/イージーロックフローリング/
オークの天然木を楽しめる複合フローリング材
「イージーロックフローリング」は株式会社TOOLBOXから発売された複合フローリング材です。120mm幅の乱尺で、オーク材の単板2mmと合板10mmから成る計12mmの厚みとなっています。一番の特長は両端にある「サネ」。
「雌サネ」と「雄サネ」がお互い嚙み合わさって連結する仕様になっているので、釘・ボンドを使わず施工できます。ラインナップは塗装品と無塗装品の2種類でいずれも1枚1枚表情が違うので、天然木の良さを味わえます。
施工事例 Before& After
実際の施工事例をみていきましょう。
事例①タイルカーペットの賃貸オフィスの場合
こんな感じに!日光との相性も良く、部屋の雰囲気も明るくなりましたね~。
壁との取り合い部分や端部のカット作業はのこぎりが必要となりますが、くぎ打ちとボンド貼りが不要な点はプロユーザーにとっても施工時間の大幅な削減が期待できます。
事例② 畳の場合
まるで古民家リノベのゲストハウスのような素敵なお部屋に変身!
へたれた畳の場合は不陸を調整しつつ敷き詰めています。畳やカーペットの上に施工する場合には、湿気によるカビ・ダニが発生する環境を助長する場合もあるため、防湿効果のある下地調整シートや防ダニシートも、このように合わせて施工すると効果的です。
電気カーペットやストーブといった暖房器具近くの長時間にわたる使用は反りのリスクが高まるのでNGです。また長さと表情が1枚1枚違うので、敷く前に長さごとに仕分けして仮置きすることをおすすめします。
試しにやってみた!
実際に試しに置いてみました!雄サネ(上を向いている方)に雌サネをかぶせるようにはめていくのがコツです。
置きならべて上から見るとこんな感じです(ちなみに左側が「塗装品」、右側が「無塗装品」)。実際やってみると嚙み合わせ方が結構繊細でした。1つ1つのサネ加工に若干違いがあるため、はまり方が多少異なりますね。
価格は?
価格は
- 無塗装品…5,480円(税込)/m2
- 塗装品(UVウレタン塗装)…5,980円(税込)/m2
です。納期は約1週間となっておりWebサイトから買えます。
まとめ
端部ののこぎりカット以外は素手で出来ますので、かんたんだと思います。
12mmという厚さも極力薄くしたことで、ドアなどの建具との干渉リスクも抑えています。
これまで原状回復をネックに足踏みしていたテナントオーナーや賃貸にお住まいの方、そういった物件を手掛けるプロユーザーにもおすすめです~!
この建材のポイント
オススメなのは? | 床をDIYしてみた~い |
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一番の強みは? | タイルカーペットや畳の上にそのまま置ける |
施工の強みは? | 釘・ボンド不要! |