【玄関アプローチ材】どれがいいの?8つの素材を比較してみた♪
こんにちは!新入社員のなっちゃんです。
先日、読者の方から「玄関アプローチに使える素材を比較してほしい」というご相談を受けました。確かにそういった情報はあまり多くはありません。
私自身、どんな素材が使えるかよく知らなかったので早速調べてみることに。
比較するにあたり施工のプロにもインタビューしたところ大きく8つの種類があるとわかりました。
そこで今回は、住宅の玄関アプローチによく使われる素材をメリット・デメリットを踏まえながら8つ比較してみたいと思います。
~今回ご紹介する素材~
1. タイル
2. レンガ
3. インターロッキング
4. 石材
5. 枕木
6. 土間コンクリート
7. 砂利
8. 洗い出し
1.玄関アプローチ材8つの各特徴&メリット・デメリット
①タイル
玄関アプローチの素材の中でもよく使われているタイル。一般的に正方形か長方形で、サイズ・色・質感は様々です。色はベージュやグレーがよく使われます。ちなみに私の家もグレーのタイル。下地がコンクリートであればDIYで張ることも可能です。
<メリット>
・耐水性
・傷に強い
・サイズ、色、質感などバリエーションが豊富
・他の素材と比べてメンテナンスなどの維持費がかからない
<デメリット>
・滑りやすい(※製品によります)
・初期費用がかかる
②レンガ
引用元 : オシャレ度急上昇!レンガでアプローチを作ってみませんか?|MARBLE [マーブル]
引用日 : 2017年7月25日
レンガは粘土に砂や石灰を混ぜ、型に入れて窯で焼いたもの。長方形のものが多く、色はブラウン系やオレンジ系などがあります。質感はザラザラしたものとサラッとしたものと両方あります。温かみを感じる素材でガーデニングのある洋風なお家にはぴったり。
<メリット>
・時間の経過とともに角がとれたりコケが生えたりして味わい深くなる
・洋風の外構やガーデニングに合う
・曲線をつくりやすい
<デメリット>
・風化する
③インターロッキング
引用元 : 綺麗で安心。インターロッキングのアプローチ » 青森県八戸市のリフォーム専門店 | 株式会社北奥設備
引用日 : 2017年7月25日
インターロッキングとはコンクリートでできたブロックを互いにかみ合わせるようにして舗装する方法。公園や歩道でよく使われています。カラーバリエーションが豊富で組み合わせ方は様々。組み方によっていろんなデザインを楽しめます!玄関アプローチをアーティスティックにしたい方におすすめ。
<メリット>
・個性を出せる
・水はけが良い
・滑りにくい
・強度がある
<デメリット>
・目地から草が生えてくる
・DIY難易度は高め(※下地がしっかりしていないとブロックが動いてしまいます。下地だけ職人さんに依頼するのも一つの手。DIYだとブロックが浮き表面がデコボコすることもあるので、どうしてもきっちりと並べたいという方は全て職人さんにお任せしましょう。)
④石材
石の種類は御影石・花崗岩・石英岩・石灰岩・ピンコロ石など。正方形・長方形や乱形で、色はグレーやベージュ系、ピンク系もあります。表面は凹凸タイプかフラットタイプ。和風なら御影石、洋風なら花崗岩・石英岩・石灰岩・ピンコロ石がおすすめとのこと。御影石で洋風にしたい場合は枕木と組み合わせるといいそうです!
<メリット>
・割れにくく丈夫
・雑草が生えにくい
<デメリット>
・職人さんに頼むと施工費用が高め
・大理石は水に弱いので玄関アプローチには不向き
▼石材の種類をまとめた記事があります
⑤枕木
引用元 : 最新情報詳細/クローバーハウスジャパン
引用日 : 2017年7月25日
DIYで人気の枕木。もともと線路上に使われていたものです。本物は大きくて重さがあるので、最近のホームセンターでは枕木風の木材やコンクリート製のものも。DIYで本物の枕木を使用されたい方はホームセンターで長さ60cm、厚み20cmほどの扱いやすい大きさにカットしてもらうといいそうです。レンガや石材や砂利、また緑と組み合わせるケースが多く、アンティークや洋風な玄関アプローチにしたいという方にオススメ。
<メリット>
・他の素材と比べるとDIY難易度は低め(※大きさが長さ60cm、厚み20cmの場合)
・ガーデニングと合う
・味がある
<デメリット>
・木材だと腐りやすく、虫(シロアリなど)がつく可能性がある(※土の中など湿気のある場所から腐ったり、虫がついたりします。またコンクリートに埋め込むと、枕木が水をどんどん吸収するので余計に腐りやすくなるので注意が必要です。)
・撥水加工してもあまり効果がない(※表面に凹凸があるので軽減することはできますがいつかは腐ってしまうようです。)
⑥土間コンクリート
引用元 : 青梅市・羽村市・あきる野市・福生市の不動産なら大野ハウジング | 家づくり
引用日 : 2017年7月26日
土間コンクリートは地面に砂利や砕石などを敷き、直接コンクリートを打ってつくられます。玄関アプローチをシンプルにしたい方にオススメです!駐車スペースだけコンクリートにするというパターンもあります。雨の日は滑りやすいので注意しましょう。
<メリット>
・強度がある(※鉄筋が入っている場合)
・タイヤの跡が目立ちにくい
・雑草が生えない
<デメリット>
・施工に時間がかかる
・滑りやすい(※石の種類や表面の質による)
⑦砂利
玄関アプローチに使われる砂利は「化粧砂利」。色はグレーやベージュ、イエロー、ピンク、ホワイトなど様々です。数種類の色を混ぜるパターンも。表面は凹凸タイプかフラットタイプです。防犯対策するなら音のなりやすい角のある石がオススメ!
<メリット>
・施工費用が最も安い
・防犯対策
<デメリット>
・落ち葉やごみなどを掃除するときが面倒
・雑草が生えてくる(※防草シートで軽減できます)
・人や車が通ると一部が沈下してまばらになる可能性
・ちょっと歩きづらい(※所々に御影石やコンクリートなどの平板を踏み石としておくと◎)
・雪かきのとき不便
⑧洗い出し
引用元 : 洗い出し | エクアライブ ブログ
引用日 : 2017年7月26日
洗い出しとは、モルタルやコンクリートが完全に固まる前に水で表面を洗い流し、中の砂利を露出させる方法の一つ。表面はザラザラとしています。砂利の種類(色・大きさ)によって和風から洋風まで雰囲気がガラッと変わります。
<メリット>
・滑りにくい
・タイヤの跡が目立ちにくい
<デメリット>
・きれいに仕上げるためには職人の技術が必要
2.プロに聞いた!施工にかかる費用の相場
※あくまでも参考ですので実際の価格については各業者にお問合せください。
※5m2の場合 | 業者に依頼する場合 |
タイル | 60,000~250,000円程 |
レンガ | 50,000~140,000円程 |
インターロッキング | 55,000~90,000円程 |
石材 | 80,000~130,000円程 |
枕木 | 60,000円~100,000円程 |
土間コンクリート | 50,000~80,000円程 |
砂利 | 15,000~30,000円程 |
洗い出し | 60,000~90,000円程 |
まとめ
今回は住宅の玄関アプローチに使える建材を8つ比較してみました。
玄関アプローチはお家の「顔」ともいえます。家を出るときも入るときも必ず通る場所ですからこだわりたいところです。ちなみに私はこれまで枕木がおしゃれだなぁと思っていましたが、今回各素材の特性を知ってタイルや洗い出しがいいな~と感じました!
みなさんもぜひ今後の参考にしてみてください。