保育室をパーテーションですぐ仕切りたい！でも時間がない…そんな女性保育士の即戦力「イスターカーテン」

こどもの発達段階の興味に応じた環境設定を、限られたスペースでいかに創るか。
頭を悩ます保育所は少なくありません。

例えば1つのホール内で「静かなお絵描きスペース」と「わいわい元気にはしゃぐスペース」が仕切れきれなかったり、「年少組のお昼寝タイム」中に「隣の年長組の声」が聞こえたりとお互い干渉してしまうケースがあります。

身近なちょっとした物で区切るにしても、園児から目が離れて危なかったり、力仕事になるため作業負担が大きかったりと意外とハードルがあるのも現実。

そんななか最近の保育所設計では、女性保育士でもスピーディーかつ簡単に、”空間を変化”させられる保育所が増えています。

その立役者が遮音性を備えた屋内用アルミ折れ戸。今回は実際に活用している設計事例3つをご紹介します。

補助金計画中の理事園長は、特におさえておきたい選択肢です。

 実際に保育所で使われた事例3つをご紹介

今回紹介する製品は東工シャッターが開発した折りたたみ式扉「イスターカーテン」です。過去20年間の採用実績は幼稚園・学校施設6,300ヶ所、店舗9700ヶ所、病院・福祉施設7,850ヶ所。2014年にはグッドデザイン ロングライフデザイン賞を受賞しました。イスターカーテンには大きく3種類あり、今回は屋内間仕切り用の「ミュート」と屋外用の「あけてんで」をお伝えします。

①室内の仕切りとして活用された事例

軽くて、スピーディー

(写真中央のスライダーを左右に移動することで開け閉めをご体感いただけます)

1つ目は「どんぐりこ福島吉野保育園」(大阪市福島区)の事例。大広間の中央部に、遮音性を備えた屋内用アルミ折れ戸がついています(約25m²分)。「遮音しつつ、2つに仕切りたい」というニーズが導入背景。力が要らず、すぐ仕切れてすぐ開けれる「ミュート」がマッチしました。

左半分は閉じたまま、右半分だけ開くこともできます。

②室内と室外の仕切りとして活用された事例

お外でランチ

次は「めぐみほいくえん」(千葉県船橋市)の事例。ウッドデッキと室内との境界部に製品をつけています。天気がいい日は、上履きのまま外に飛び出せますね。

「子供たちがのびのびと気持ちよくご飯を食べられる空間にしたい」という要望もあって、ランチ・おやつスペースとして活用しています。楽しそうですね～。

下駄箱付近にも使われています。

全開時もコーナー框が残らない「コーナータイプ」が使われており、よりスッキリとした空間に仕上げています。気密性 A-4・水密性W-2・耐風圧性 S-3～S-6・遮音性 T-1とサッシ並みの性能値を出しています(防火タイプあり)。

仕切りの下枠部分は段差がないフラットレールで、園児のつまづき防止にも配慮した特許商品です。女の子も楽しく飛び跳ねていますね。

笑顔も全開

最後は「相愛幼稚園」(香川県高松市)の事例です。ほかの保育所と比べ、ウッドデッキの奥行が広い点が特徴となっています。

廊下スペースと合わさり、半屋外のオリジナル空間が実現しています。

理事長は「この商品に改装してから、子供たちが明るくなり笑顔も増えました。自慢の幼稚園なんです」と他園関係者の視察時に自慢しちゃうくらい、喜んでいます。

まとめ

おおよその価格は13万円／m²(工事込)です。

安全性の高い空間で子供たちも保育士ものびのび楽しむことができます。学校の渡り廊下や中庭などの屋外用もあります。カラーは全4色(シルバー、ホワイト、ステンカラーUC、ブラック)。

強風時でも安心して使えるよう、全開時でも扉を固定するストッパーもついています。

ぜひ開口部回りの選択肢として、お役立てください。

▼イスターカーテン「ミュート」
https://www.toko-ss.co.jp/200_products/detail.php?id=37

▼イスターカーテン「あけてんで」
https://www.toko-ss.co.jp/200_products/detail.php?id=6

↓動画もあります

この建材のポイント