ウォールナットの国産版「オニグルミ」という無垢フローリング材があった
ウォールナットは北米産広葉樹の中でも最高峰と評される中、国産のウォールナットともいえる「オニグルミ」を発見。一体どんな特徴があるのでしょうか。
オニグルミ 国産材|マルホン
http://www.mokuzai.com/pr_fl_de-5507
ウォールナットを和訳するとクルミ。「オニグルミ」はクルミの樹種のひとつです。実の核の表面がごつごつしていることから鬼の面にたとえ名づけられたそうです。北米産より明るく淡い色ですね~。
ちなみにこちらが北米産。塗料は同じものを使っています。全然違いますね。
心材と辺材の境界がはっきりしていて、辺材には不規則な縞模様がでるのも特徴。なんだかリスの縞模様みたい。
一般的に広葉樹は針葉樹よりも硬い中、「オニグルミ」は広葉樹ですが柔らかめ。その分あたたかみを感じやすいのも特長です。
無垢特有の節もランダムにあり、スギと比べるとその違いは明らかです(上が「オニグルミ」、下は「スギ」)。
裏側には溝が彫られてあり、これは表面の割れ止めと反り防止の効果をもたらします。施工時には余分な接着剤が逃げ込むためフローリングが平らになります。
幅は90mmと120mmの2種類があり厚さは15mmとなっています。価格は90mm幅で26,000円/m2(税別)、120mm幅で30,000円/m2(税別)。海外産のウォールナットのような高級感ではなく、普段使いのカジュアルさが国産材「オニグルミ」の魅力ですね。
この建材のポイント
オススメなのは? | 床をあるくだけで、癒されたい人 |
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一番の強みは? | 狂いや割れが少なく、衝撃を吸収する |
施工の強みは? | 柔らかい木なので加工が容易 |
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