これだけは見逃せないと思った建材5つ!【2017年9月第1回[関西]高性能建材EXPO編】

こんにちは!新入社員のなっちゃんです。

9月にインテックス大阪で初めて開催するの高性能建材EXPO。ZEH、耐震リフォームといった高性能の住宅・建築物に必要な建材が出展されます。

出展社数は150社以上。今回はその中でも“これだけは見逃せないなぁ~”と思った建材5つをピックアップしてご紹介したいと思います!

それでは1つずつ見てまいりましょう。

1. 木のリアルさを追求した外装用複合建材「彩木(あやぎ)」


「まるで本物?」と思うほどのリアルな質感を追求して開発された外装用複合建材。ウッドデッキやスクリーン・ルーバー、手すり、外装化粧材、フェンス・ゲート等に使用されています。

本物の天然木から切り出した木目を型取りし、丁寧な塗装で自然な色むらを表現。表面は本物の木目の凹凸よりも少し深めに設定し、触ったときに適度な感触を残す心地よいつくりとなっています。またこの凹凸により雨が降っても滑りにくいんだとか。

本製品は断熱性の高いウレタン素材がつかわれているため夏は日に当たっても熱くなりすぎず冬は冷たくならないのが特長。また特殊な塗料により紫外線による劣化を防ぎ、屋外で色あせしにくいというものポイントです。

屋外で本物の木材を使用すると日光や雨により経年劣化し、朽ちたりささくれたり汚れたり滑りやすかったりしますが、本製品ならそのお悩みも解決。

MINO株式会社
http://nuan.jp/special_ayagi/

これを使えばウッドデッキのこんなコーカイにも悩まなくてすむのかもしれません。

2. 硬質ウレタンフォーム断熱材「ジーワンボード」


2つ目は硬質ウレタンフォーム断熱材です。ZEHなど高断熱性能住宅が注目される中、住宅用断熱材にも一層の高性能が求められています。

アキレス株式会社は2006年に熱伝導率0.021W(m・K)の高性能硬質ウレタンフォーム断熱材「キューワンボード」を発売。その後、面材の遮熱性強化などの製品改良を加えながら、10年にわたり高性能断熱材市場で支持を得てきました。

そして今回、業界トップクラスの断熱性能となる、熱伝導率0.018W/(m・K)の硬質ウレタンフォーム断熱材を2017年10月に発売予定。本製品の性能を生かした高断熱住宅や建築物への応用方法、施工方法などについて今後提案していきたいそうです。

アキレス株式会社
https://www.achilles.jp/news/2017/0406.html

3. 超軽量天井材「かるてん」


開発の背景は東日本大震災で天井の脱落や落下被害が大きかったことから「安全な天井」のニーズが高まったことにあります。

本製品は繊維でできた天井材。厚みはたったの4.5mm(一般的なせっこうボードの約1/2)、重さは700g/m2(一般的なせっこうボードの約1/10)です。軽くてやわらかいため地震などでもし脱落・落下しても緩やかにひらひらと落ちるのでケガや身動きが取れなくなるリスクを軽減できます。

とても薄いですが、帝人社内実測値や日本建築総合試験場での実測値を見てみると、断熱性や吸音性についても十分な性能を持っています。

段ボール1箱(約6坪分)で重さが約15kgなので女性でも楽に持ち運ぶことができ、また現場でカッター1本でカットできるので、現場環境の工場にも寄与します。

材工設計価格は50m2基準で26,700円/m2、200m2基準で23,000円/m2です。

帝人フロンティア株式会社
http://www.kal-ten.jp/index.php

4. 外付けブラインド「ヴァレーマ」


ブラインドってふつう室内に付けるんじゃないの?と思いますが、本製品は太陽光が室内に侵入する前に窓の外側で遮る「外付けブラインド」。環境先進国のドイツではすでにスタンダードなんだとか。

一般的に室内にブラインドやカーテンを取り付けた場合には、窓との間に温かい空気が蓄積されるのであまり遮熱効果がありません。しかし、本製品はブラインドが外にあることで、窓とブラインド間の空気が対流し熱が蓄積されにくく遮熱性が高まります。そのため日射エネルギーの透過率が低く、約80%を窓の外で遮断します。

これからの暑い時期、室内に熱がこもってしまうと冷房に頼ってばかりですが、外付けブラインドであれば省エネを実現できます。住宅はもちろんオフィスビル、学校・病院、商業施設などでにいかがでしょうか。

オスモ&エーデル株式会社
http://osmo-edel.jp/warema/

5. リフレムリプラス


最後は、株式会社LIXILの壁を壊すことなく室内施工OKの簡単窓リフォーム商品。既設のサッシ枠・窓枠はそのままで、その上からカバー材をかぶせて新しい窓にリフォームするカバー工法です。

最短60分で新しい窓にリフォームすることができます(※テラスサイズの場合は最短90分ほどで完了)。時短のひみつは、室内施工が可能であることや窓枠の周囲などの隙間を埋めるシーリング材が不要であることがあげられます。窓の立ち上がり部分はカバー工法の中でも最小の24mmで、開口面積の縮小を可能な限り抑えられ、十分な採光面積を確保。

カラーバリエーションはシンプルな単色や木目調のナチュラルカラーなど全30通りです。

窓が古くて開閉がしづらい、暖房しても寒い、結露が気になるなどのお悩みはリフォームで一気に解決できます。

株式会社LIXIL
http://www.lixil.co.jp/lineup/window/replus/

まとめ

今回紹介した5つの建材は9月開催される高性能建材EXPOでも展示される予定です。会場でどの建材を見ようか迷ったらならぜひこれらの製品をチェックしてみてください!

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