窓の進化がスゴい!10年後はこうなるのかもYKKAP「M.W.」
モノのインターネット化(IoT : Internet of Things)が進むなか、窓も例外ではありません。
先日「壁紙が貼れるドア」を取材したYKKAPの体感ショールームで、まるで10年後にタイムスリップできたような近未来の窓「M.W.(ムー)」を見つけたので紹介したいと思います。
※当製品は、現時点では10年後の未来を見据えたコンセプトモデル(フィクション)です。
実際、どんな感じなの?
実際にどんな窓なのか、動画で撮影してきました。おおきく3つの特長があります。
①窓がディスプレイやテレビになる
PM2.5・花粉・天気予報・風向きなど、窓フレーム内に埋め込まれた窓センサーが計測し表示します。さらに窓枠を指でなぞれば画面が切り替わり、テレビやモニターにも。スクラッチして遊べたり、その日の気分で好きな写真を表示することもできます。
フォーマルな来客時には「花瓶」の絵画、旧友が遊びに来るときは思い出の集合写真など、表示しわけておもてなしできる楽しさもありそうです。
②窓枠が光る
窓枠を照明としても使えます。お部屋の間接照明として楽しむこともできますね。また窓枠にタッチすればブラインドもおろせます(=表示できる)。日差しの加減に応じて採光・遮光が可能になりますね。
③手をかざすと、開く
窓枠に手をかざせば風を取り入れることもできます。下枠にかざせば下が開き、左枠にかざせば左が開きます。将来的には窓そのものが風向きを感じとり最適な方向を開くようにする構想もあるとのこと。
M.W.=Module Window(モジュール ウインドウ)
「M.W.(ムー)」はModule Window(モジュールウインドウ)の略。モジュールとは好きな機能を組み合わせた電子部品のこと。Blootooth通信や気圧センサー、カメラ、指向性マイクなどが埋め込まれ、窓フレームの中がまるでスマホのようです。
ラインナップ
こちらも構想イメージですが、とてもおもしろい窓たちが登場しています。特に一番左上の「防犯窓」は今後需要が増しますよね。
ほかにも自宅の窓を広告枠として販売できる「広告窓」(「空き室あります」など)とか、一人で寂しい時に楽しく喋れる「お話し窓」とか、いろいろできそうですね。
まとめ
これまでは窓から景色を眺める時代でしたが、今後は窓そのものを眺める時代になりそうです。
一度つけたら終わりの窓も、イノベーションが進むことで、スマホのように買い替える時代がやってくるのかもしれませんね。
公式動画もこちらからどうぞ。
▼M.W. – Module Window | YKK AP
http://module-window.jp/
▼実際に見れる場所
YKKAP 体感ショールーム(品川)(予約制)
http://www.ykkap.co.jp/pro/taikan/