朝日ウッドテックの「stream」は3つの縦目地間隔によって空間に速度をもたすことができる
縦目地間隔を3種類用意し組み合わせることで、空間に速度をもたせる無垢材の挽き板フローリング「stream」を朝日ウッドテックが発売しています。
ライブナチュラルデザインプレミアム | 朝日ウッドテック株式会社
http://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/designpremium/lp/#nendo
デザインを手がけたのは2006年Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれたnendo代表佐藤オオキ氏。目地幅の違いで空間に速度を与えることがねらいです。幅が広いと「ゆっくり」、狭いと「早く」、そしてその「中間」の3つを用意しています。
3種類のパターンがあり、いずれも幅303mm × 長さ1818mm × 厚み12mmです。異なるのはそれを構成する縦目地幅の組み合わせ。それぞれ「slim」「normal」「wide」と名付けられています。「slim」を連続させれば空間は「早く」なり、「wide」を連続すると「ゆっくり」になるというわけですね。
真上から見るとこんな感じ。画面左が「wide」、真ん中あたりが「normal」、右が「slim」。ちなみに記事冒頭の画像に戻ると机の下は「wide」でゆっくり過ごさせ、右奥の通路は「slim」で早く進ませるように貼り分けしていることがわかります。
施工事例です。コーネルコーヒーに採用されています。こちらは「slim」を使用。
こちらは階段。「slim」で「早く」でしょうね。設計の楽しさも伝わってきます。
ラインナップは全4種類で「ブラックチェリー」「ハードメイプル」「ブラックウォルナット」「オーク」です。
6枚入り(=1坪3.3m2)と3枚入り(=0.5坪1.65m2)があります。ハードメイプル3枚入りが最安で税別37,000円/1.65m2(22,430円/m2)。
空間に速度をもたすアイディアとても素敵ですよね。壁や天井の目地幅にも応用すれば、五感が自然と研ぎ澄まされる空間を創れるのではないでしょうか。
この建材のポイント
オススメなのは? | 五感を研ぎ澄ませていたい |
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一番の強みは? | 空間に速度を与える |
施工の強みは? | 組み合わせ次第でデザイン無限 |