壁紙DIYの前に知っておきたい!フリースと塩ビの素材の違い
こんにちは!新入社員のなっちゃんこと北島なつみです。
前回ご紹介したArmsの壁紙は重ねて貼れるので、好きな柄を選んでコラージュすると、自分だけのオリジナルな壁紙が作れちゃうんでしたよね!
その理由は、「フリース」という素材にありました。
今回は、そのフリースの魅力についてお伝えします!
「壁紙の素材なんてあまり考えたことないな~」「べつに気にしないな~」という方も、壁紙を貼り替える前にちょっとしたメリット・デメリットを知っておくと便利ですよ!
そもそも壁紙の種類って何があるの?
そもそも壁紙にはどんな種類があるのでしょう?
大きく分けると、壁紙には国産壁紙と輸入壁紙の2つの種類があります。国産壁紙は、主に「ビニールクロス」という素材で作られています。日本で最もメジャーな素材です。一方、輸入壁紙は、「紙」や「フリース」で作られています。
フリースって聞くと、「あの冬に着るふわふわ&モコモコしたあったかい上着?」と想像しちゃいますが、フリース(不織布;ふしょくふ)というのは、パルプやポリエステルなどの化学繊維を3次元に絡ませたもののことなんです!
フリースのココがすごい!
なぜDIYには、主流のビニールクロスよりもフリースが好まれるのでしょうか?
「フリースの魅力って一体何なの?」「欠点はないの?」と思いますよね。
そこで今回は、日本で主流のビニールクロスとDIYで好まれているフリースを7つの視点で比べてみました!
1.価格
残念ながらフリースの価格はビニールクロスと比べると少しだけお高いです…
「なんだ~高いのかぁ…」と思われた方、すみません。でもフリースが好まれるのにはちゃんとした理由があるんです。
2.デザイン
国産のビニールクロスの壁紙は、白い無地などシンプルで落ち着いたデザインが多いです。一方、フリースの壁紙は、アーティスティックな柄物が多いです。
「白い無地の壁紙じゃなんだか物足りないな~」という方は、フリースの壁紙も探してみるといいかもしれません。
3.サイズ(規格)
壁紙ってものすごく大きくて貼りにくいイメージありませんか?
ビニールクロスの規格は、幅92cm程。一方、フリースの規格は幅50cm程です。ビニールクロスと比べると、なんと42cmも短いんです!
この長さなら女性1人でも貼ることができるので安心ですね~。
4.伸縮性
DIY未経験者の方にはぜひ注目していただきたいポイント!伸縮性というのは、水(=貼る時の糊)に濡れて壁紙がどれだけ伸びるか?ということです。
ビニールクロスは水に濡れると伸びやすい素材ですが、フリースは水に濡れても伸び縮みしません。だからとっても貼りやすいんです!
5.施工難易度
ビニールクロスの施工方法は、壁紙をはがすところから始まりとても複雑です。一方、フリースの施工方法は、①壁に糊を塗ってすぐに壁紙を貼る → ②スキージで空気を抜く → ③壁紙の端と端をつなぎ合わせるようにして貼っていく、というシンプルな流れ。
壁紙をはがさずにそのまま上から貼ることができるので、他の壁紙と比べると施工難易度は低めです!
6.仕上がり
ビニールクロスは職人技じゃないと歪んでしまいますが、フリースはDIY未経験者の方でも簡単に貼ることができるので、失敗することなく綺麗仕上げることができます。
7.原状回復
ビニールクロスははがした時に裏紙が残ってしまいますが、フリースは綺麗にはがれます!
マンションや賃貸住宅の方には断然フリースがオススメです!
ビニールクロス | 項目 | フリース |
価格 | ||
白い無地などシンプルなデザイン | デザイン | アーティスティックな柄物 |
幅92cm | サイズ(規格) | 幅50cm程度 |
水に濡れると伸びやすい | 伸縮性 | 水に濡れても伸び縮みしない |
★★★(職人向け) | 施工難易度 | ★☆☆(DIY向き) |
仕上がり | ||
原状回復 |
国産のフリースもある!
最近、DIYをする人たちの間で輸入壁紙(フリース壁紙)が流行っています。それは、おしゃれで、貼りやすくて、綺麗にはがれる、という3つの魅力を持っているからなんです!
そんなフリース壁紙、実は日本でも生産されていて、それが前回ご紹介したArmsです。
輸入壁紙のようにおしゃれな国産壁紙がたくさんあるので、ぜひ利用してみてください!