合板木口を隠さないで魅せればいいんです「Paper-Wood」
合板木口は塗装または木口テープ(天然木をテープにしたもの)を貼って隠すのが一般的ですが、滝澤ベニヤの「Paper-Wood」は木口をデザインとして楽しめます。
Paper-Wood | 滝澤ベニヤ株式会社
http://www.takizawaveneer.co.jp/paperwood/
ペーパーウッドはカラフルな再生紙と間伐材を貼り合わせた合板で、使い方次第で木口をいろいろな表情で楽しめます。合板素材はシナとシラカバの2種類で全5シリーズ。
1つめはこちら。どこに使われているかわかりますか?デパ地下ショーケースの土台に使われています。カラフルながらも和風な感じで映えますね~。
使われているのは一番人気の「シリーズⅠ」。樹種はシナで規格サイズは910mm×1820mm×30mm(厚さ)です。模様は3パターンで、レッド×オレンジ・ブルー×グリーン・ブルー×レッド×イエローです。
2つめは飲食店のテーブルトップに使われています。椅子のグリーンとマッチしてる感じもいいですねぇ。
使われているのはPaper-WoodシリーズⅡ。樹種はシラカバで厚さは30mmになっています。色紙はレッド・ブルー・グリーンの3色です。
3つ目はキッチン。白キッチンに合うようシックな色合いの「ボルドー」です。
こちらにはPaper-WoodシリーズⅢを使用。樹種はシカラバで厚みが24mmに。色はボルドー・ホワイト・ネイビーの3色でいずれも落ち着いた色合いなためオフィスで人気とのこと。
4つ目は小児歯科クリニック。建具のドアを開くと、ドアの断面にほのかなラインが目にとまります。
使われているのはPaper-WoodシリーズⅣ。樹種はシナで厚みが17mmです。色紙は3種類で、オレンジ・ブルー・グリーンです。
最後はPaper-WoodシリーズⅤ。最薄で様々な用途に対応できるスモールタイプ。樹種はシナで厚みは10mmです。カラーはオレンジ・ブルー・グリーンの3つです。
施工は通常の合板と同じように切断可能です。中の紙は水分の影響を受けやすいものの、木口面にウレタン塗料を塗ればOK。また切断時に死に節に出くわさないよう、製造工程であらかじめ5円玉以上の節をくり抜く埋木処理も行っています。合板の接着剤にはVOC(揮発性有機化合物)を含まない安全なものを使用しています。
メーカー直販で納品までは1週間程度です(在庫状況により変わります)。価格は要お問合せ。木口を魅せる文化がうまれそうです!
この建材のポイント
オススメなのは? | 作り付けの家具・棚にデザイン性が欲しい人 |
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一番の強みは? | 断面のストライプ模様 |
施工の強みは? | 一般的な合板と変わらない加工性なのに、木口テープが不要 |