あなたの知らない「おしゃれ階段のDEEPな世界」へようこそ♪ in 埼玉
前回、埼玉県にある階段メーカー「カツデンアーキテック株式会社」の階段専門ショールーム見学でわかったことをお伝えしました。
ただ肝心のどんな階段があるのか紹介しきれていなかったので、今回は実際どんな階段があったのかご紹介します。
- リノベで自分らしい家にしたい
- 新築だからこそ、階段にもこだわりたい
- 階段の魅力に実は気づいている
そういった方に特にお役立ち頂けると思います。
1. サンダー
稲妻のように側桁がギザギザした「サンダー」です。インパクトのあるデザインで人気とのこと。ただしデザイン性を追求し、側桁をスタイリッシュに薄くしているため揺れやすい場合も。
そういった場合に備え「壁」と「側桁」をこのように固定し、揺れを低減するパーツもあります。写真は踏板の下から見た様子。
2. ガラスの階段の~ぼる~!
合わせガラスを使っており、表面にはすべり止め加工をオプションで付けることも可能。
なぜ合わせガラスを使うのかには理由があります。こちらの記事で過去にまとめています。
3. ザ・王道の木製踏み板
木製踏み板の人気は高く、最近では無垢の空間を引き立てる上でよく使われているとのこと。
なんとなくわかる気がします。
手前の3本のラインが見えるでしょうか?こちらにもすべり止め加工がされています。カラーは全5色(ホワイト、クリア、ダーク、ココア、リアルブラック)でこちらはココアです。
4. 一見華奢に見えますが、安定感最強「FRIS(フリス)」
実際に歩きましたが、揺れのなさ・安定性は「FRIS(フリス)」がダントツでした。壁とロッド(縦に走る棒)に踏み板がしっかり固定されているのが特長です。
省スペースにできる下回りタイプや(意外と施工が多いそうです)、
ぐるっとUターンしながら昇るタイプもあります。実際に昇ってみるとこんな感じ。
5. 昇った先に待ち受ける「収納カウンター」
吹き抜け空間にも目を向けた商品があります。
このように折りたたみできる収納カウンターです。ちょっと物を置いたり、開放的な空間で読書を楽しんだり。手すりに新たな価値を吹き込んだアイディア商品ですね。耐荷重は30Kgで、天板カラーは全5色。カウンター幅は322mm(手すり面材ありの場合354mm)。
6. お家に「遊び心」とちょっとした「カオス」を
「遊具でもあり階段でもある」ような遊び心満載の商品もあります。シャボン玉のように丸みを帯びた「DECO・バブルズ」(画面一番左)や、ツイストのパイプをたて・よこ・ななめ自由に組み合わせられる「DECO・ツイスト」(画面一番右)など全世界にひとつのアスレチック空間を作れる「アスレチックシリーズ」です。
こちらの「DECO・ツイスト」は耐荷重100Kgあり大人でも利用可能。こんな感じで昇れます!
うんてい・けんすい棒もあります。全て大人が昇り降りしてOK。公園でなかなか遊べない場合もお子さんの体力づくり&大人の運動不足を同時に解消できるユニーク商品ですね~。
まとめ
おしゃれな階段からユニークな階段(?)まで、DEEPな階段の世界を垣間見ることができましたね。歩きやすさも実際に歩いてみて初めてわかることが多かったです。
このような世界を知ることができ、階段は住宅のシンボルだと私は思いました。家もひとつひとつ間取りが違うように、階段も世界に一つのセミオーダー品です。
後悔のない家づくりの上でも「隠れた主役」にぜひ目を向けてみてはいかがでしょうか。