ヒヤッとする寒いタイル風呂!アパートでも簡単に寒さ対策をする方法
冬になるとお風呂が恋しくなる方も多いのでは?
冷えた体を暖かいお風呂で温める。1日の中で体も心もホッとする瞬間ですよね。お風呂を楽しみに今日も1日頑張る!なんて人も。
最近のお家は断熱加工がされているお風呂が多いですし、我が家も浴室暖房が付いているのでいつでもポカポカ。
しかーし!
お風呂がタイル張りになっている方も多いのでは?築年数の経ったお家やアパートなど、まだまだタイル張りのお風呂が使用されているお家は多いですよね。
タイル張りのお風呂、そのデザイン性は僕も大好きなのですが、どうしてもあのヒヤッとする感覚が苦手。特に子供と一緒にお風呂に入ることを考えると、風邪を引いてしまいそうで……。
そこで、今回はタイル張りのお風呂でも手軽に寒さ対策ができる方法を調べてみました。
全国の子供お風呂係のパパへ!可愛い子供が風邪を引いてしまわないように、タイル張りのお風呂もしっかり寒さ対策しましょう!
お風呂の寒さ対策をする方法
お風呂の寒さ対策と一言に言っても様々な方法がありますね。
お風呂全体をリフォームする
まず分かりやすいのがお風呂全体をリフォームしてしまうこと。断熱効果のある素材でお風呂全体をリフォームしてしまえば、寒さ対策も完璧でしょう。
お風呂に入る前に「寒いから〜!」と熱湯シャワーをお風呂中に撒いているおうちも多いのでは?タイル張りのお風呂だと暖房が付いているケースは少ないので、シャワーの温水で温めるしかありませんね。
しかし、タイル張りの状態ではお風呂全体を温めようとシャワーを当ててもすぐ冷えてしまいます。これは、タイル自体に保温効果がないためなんですね。つまり、タイル自体を温めてお風呂の寒さを解消するのは難しいということ。
でも、お風呂全体をリフォームしてしまえば寒さ対策ができますし、タイル張りの大きな問題「水漏れ」も解消できますね。そのため、お風呂のリフォームは家の中でもリフォーム満足度が高い場所なのかもしれません。
でも、リフォーム費用が
しかし、お風呂のリフォームは水回りが関係するためか、費用が高くなるものです。お風呂の状態、家の状態、によって費用は様々ですが、一般的には100万円〜ほどの費用がかかるそうです。
費用が高いことも問題ですが、アパートに住まわれている場合はリフォームすることはできませんね。
情報参照 : ホームプロ
タイル床に簡易マットを敷いて寒さ対策
「リフォームは高いから…。」「アパートだしリフォームできないから…。」
という方のため、お風呂の床に敷く簡易マットがホームセンターなどで販売されています。
株式会社バスリエさんで販売されている「パタッとスノコ」という商品も床に敷く断熱マット。
最近の簡易マットは断熱効果だけではなく、滑り止めも付いているので子供とお風呂に入るときには安心ですね。硬いタイル床ではなく、クッション性の高い床に変わるので万が一の転倒も安心。
「パタッとスノコ」も2,000円ほどで販売されているので、比較的ハードルの低いお風呂の寒さ対策ですね。
お風呂にマットを引くとカビが…
我が家も子供が小さいときには転倒防止のため、床にマットを敷いていたんですが…気になるのがカビ!
お風呂って、どうしても一日中湿気てしまう場所。換気扇を付けて、窓を開けて…と換気してもやっぱり壁や床の水滴が気になります。
マットを敷いていると、そのマットの下に湿気がたまりすぐにカビが生えてしまうんです。「そんなカビが生えるほど放っておかないから〜」なんて思われるかもしれませんが、カビって驚くほどのスピードで増殖しちゃうんですよね。
我が家も油断してマットと床にカビを生やしてしまったことが…。マットのふちと床にカビが生えていて、マットを取ったときにはクッキリとマットの跡。
毎回、お風呂上がりに畳んで乾かせば大丈夫なのかもしれませんが、アパートの場合はマットを片付けておく場所も無いですよね。びしょびしょに濡れたマットを立て掛けておくのもなんだか嫌ですし。マットの水滴が溜まって、結局は床にカビが生えてしまいます。
また、お風呂マットのカビって床にカビが発生するだけではなく、マットの内部にカビが発生するパターンもあるんです。お風呂マットはウレタン製のものが多いので、内部に水を含みカビを増殖させます。
「どれだけ掃除をしてもすぐカビが発生する!」なんて方、実はお風呂マットの内部がカビているのかもしれません。
インターネットでタイル風呂の寒さ対策を調べてみた
「こんなときにはやっぱりネットショップで寒さ対策のできるものを……。」なんて調べてみたものの、なかなかピンとくるものって売ってないんですね。
しかし、ちょっと変わった視点から寒さ対策ができる商品も販売されていたのでご紹介します。
バスナフローレ
こちら、楽天で販売されていたお風呂マットです。
「なんだ、結局お風呂マットじゃないか。」なーんて思われるかもしれませんが、こちらの商品は一般的なものに比べて水はけに優れた商品なんです。そう、水はけが優れているということは、それだけカビが発生しにくいということ。
マット表面に特殊な加工がされているので、シートに水玉ができにくくマット自体の乾燥を早めます。また、このマット自体が防カビ性を持っているので、お風呂のカビ発生を抑制してくれる効果もあるのだとか。
お風呂の床全体に敷き詰めて施工する商品なのですが、その接着剤やシールにも防カビ処理がされているほどの徹底ぶり。
一般的なお風呂マットと違い、全面に敷き詰めて貼り付けてしまうものです。そのため、アパートの場合は少し施工が難しいのかもしれませんが、防カビ性の寒さ対策マットとしては優秀ですね。
楽天を見ると、幅182cmのシートが切り売りで販売されています。10cmで1,000円(税別)という価格なので、お風呂全面に施工しようと思うと1万円以上はかかりそうです…が、カビ防止効果もあることお考えるとオススメできる商品です。
窓ガラス結露防止シート
引用 : Amazon
引用日 : 2017年10月31日
こちらの商品、一般的にはリビングなどの結露防止に使われるプチプチシートなんですが、空気層があることで断熱効果も期待できるようです。
しかも、水で窓に貼り付けるだけなのでアパートでも簡単に施工できます。価格も1,000円以下なので、汚れてきたら捨てて張り替えることができますね。
でも、やっぱり気になるのがカビ。窓に何か貼ってしまうと、その部分に真っ黒なカビがこびりついちゃうんじゃ無いか…と心配になってしまいます。
ただ、タイル風呂の寒さ(タイルの冷たさ)を浴室自体温めることで解消するというのは少し面白い発想かもしれません。私も試したことがないのですが、気になる人はちょっと試してもいいかもしれないですね。
参照元 : Amazon
建材ダイジェストで紹介しているお風呂マット
このサイト(建材ダイジェスト)でも過去にお風呂の寒さ対策製品を紹介しています。それが
磁器タイルの上に施工できるコルクタイル「バスコ」
お風呂マットで大事なのは、その柔らかさ。ヒヤッとする冷たさを防いでくれるのに加え、転倒した時の衝撃を和らげてくれるのもお風呂マットの大事な役割です。
一般的なお風呂マットはスポンジ製だったり、ウレタン製だったりというものが多いのですが、こちらで紹介している「バスコ」はコルク製!
コルクといえば、ワインの蓋に使われているものですね。蓋に使用されるほど水を通しにくい素材で、バスコの中にカビが発生する可能性は極めて低いとのこと。
現在のタイルの上から施工することができるので、家族でDIY施工することもできそうです。
さらに、浴室用だけではなく脱衣室用のバスコも販売されているので、浴室と揃えて施工することができます。浴室、脱衣所、両方の床を暖かく、デザインも統一されるので全体施工がおすすめですね。
バスコの気になるお値段
使用用途 | 規格 | 1枚価格 | 1m2施工(参考価格) |
浴室リフォーム・壁用 | 148×148×7mm(面取) | 590円 | 25,960円 |
浴室フロア用 | 148×148×13mm(面取) | 740円 | 32,560円 |
脱衣室専用 | 300×300×5mm(面取) | 1,200円 | 13,200円 |
ホームセンターなどで販売されているお風呂マットと比べれば金額は高くなりますが、この見た目のデザインや機能性は他では得られないものでしょう。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。気になった方は一度ご覧ください。
冬でも暖かい、安心なお風呂を
冬の時期、タイル風呂だとどうしてもヒヤッとしてしまいますよね。やっぱりお風呂は暖かく、ゆっくり体を休めたいものです。また、子供やお年寄りがいる家庭では転倒による怪我も心配。
アパートなら引越しまで我慢することもできるかもしれませんが、一軒家の場合には何かしらの対策が必要です。
そんな時、バスコのようにおしゃれに防寒対策ができる製品は嬉しいですね。なんだかお風呂全体をリフォームしたようにも思っちゃいます。
これからの寒い冬、お風呂をおしゃれにあったかく、居心地のいい場所に変身させてしまいましょう!