超薄型液晶調光フィルムとは。
ガラスの透明度を瞬時に切り替える調光フィルム「LC MAGIC」
半導体製品やディスプレイ製品を扱う凸版印刷株式会社 エレクトロニクス事業本部 から、超薄型液晶調光フィルム「LC MAGIC」が新登場しました。ガラスに貼る調光フィルムで、スイッチひとつで透明 / 不透明を瞬時に切り替えることができます。
この「LC MAGIC」ですが、実は今、ブラインドやカーテンに変わる新たな調光用建材としてオフィスビルの内装設計で注目されています。
今回は実際に製品を使用した建築士の方にレビューを伺いながら、「LC MAGIC」の特徴や利用シーンを紹介していきます。
「LC MAGIC」の4つの特長
1. 透明度を瞬時に切り替え
スイッチひとつで透明/不透明を切り替え。開放感とプライバシー保護を両立します。
2. 優れた加工性
曲面形状への対応や既存ガラスへの後貼りに対応します。
3. 映像投影が可能
デジタルサイネージやプレゼン用スクリーンとしても活躍します。
4. 国内最大サイズに対応
大開口や大サイズのパーティションにも 1枚貼りで対応します。
ガラス張りでも視線が気にならない
「LC MAGIC」は、ホテル客室やサイネージ、ビルの外窓など幅広い用途で活躍しています。中でも特に注目されているのは、オフィスビル内の役員室・会議室での使用です。
オフィスビルの内装設計でポイントになるのは採光面。会議室と廊下の間に間仕切りを入れてしまうと、「窓の光が中廊下に入ってこない」「窓側だけが明るく、奥が暗くなってしまう」という課題が浮かび上がります。
今ではガラス張りのオフィスフロアも多く見られますが、完全に透明にすると室内が見えてしまい、ほかの社員や来客の視線が気になるというデメリットも。採光・快適性とプライバシー確保を両立できるオフィスが理想です。
そこで選ばれるのが、液晶調光フィルムの「LC MAGIC」です。
「LC MAGIC」なら、透明モードで広々としたオフィス空間を確保。会議・プレゼンなどプライバシー確保が必要なシーンのみ、瞬時に不透明に切り替えられます。
不透明面に映像を投影することも可能のため、会議ではそのままプレゼンテーション用のスクリーンとしても利用できます。
障子のようなやわらかい透け感でフロアを仕切ることもできます。
従来プライバシー保護に利用されていたカーテン・ブラインドにはない、スッキリとした意匠と操作性も「LC MAGIC」独自の強みです。
「役員室のプライバシー確保に最適」の声
編集部では実際に「LC MAGIC」を使用した、株式会社ラウンドテーブル│一級建築士事務所の小栗幹雄様にお話を伺いました。小栗様は東京都内のオフィスビル内フロアに「LC MAGIC」を使用。社員間の活発なコミュニケーションとプライバシーの確保、どちらも両立できるオフィスが目指されました。
小栗幹雄 Mikio Oguri |
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1970年
2003年- |
福岡県生まれ
株式会社ラウンドテーブル|一級建築士事務所 代表取締役 |
■主な作品 C810:3 世帯の集合住宅 (2003) 月面の家 (2006) |
株式会社ラウンドテーブル│一級建築士事務所
〒153ー0062
東京都目黒区三田 2-3-20 PEERLESS 3F
https://roundtable.ltd/
「LC MAGIC」の使用イメージ
「LC MAGIC」は、ON/OFF のスイッチで場のプライバシーを切り替えられるため、そのような部屋を仕切るガラスに最適だと思い採用しました。
隙間ができない納まりも「LC MAGIC」の利点
オフィス以外にも幅広く採用
「LC MAGIC」はデザイナー様の感性によって様々な用途に活用されています。
■ イートインスペースの窓
コンビニエンスストアのイートインスペースに「LC MAGIC」を採用。イートイン利用者が「外を見ながら食事がしたい」「食事を外から見られたくない」を選択できます。
■ 客間とバスルームの間仕切り
和モダンの空間を演出した客間のバスルームに採用。「景色を楽しみたい」「入浴時のプライバシーを確保したい」両方のニーズに対応します。
「LC MAGIC」詳細はウェブサイトへ
「LC MAGIC」の商品詳細は、凸版印刷株式会社のウェブサイトでご覧いただけます。
詳細ページでは、オフィス・店舗での「LC MAGIC」の様々な採用事例を紹介。また、実際の動作性を動画でも確認できます。
オフィスビルの内装設計や店舗設計を手掛ける方は、ぜひご覧ください。
〒108-8539
東京都港区芝浦 3-19-26 トッパン芝浦ビル
TEL:(03)5418-3900
https://www.toppan.co.jp/inquiry/privacy-lc-magic.html