材木店がオススメする断熱材! 木と相性抜群の「ウールブレス」
数多く断熱材がある中、どの断熱材を取り扱うかもメーカーさんによって考え方が違います。先の建材展で出会ったムラモトさんは元は材木店なのだとか。しかしブースには羊毛が並んでいました。材木店であるムラモトさんが羊毛を取り扱う、そのわけとは…?
土壁、泥壁のように壁が「呼吸」をする断熱材
「元々私たちは材木店で、木材はこだわっていたんです。ただ、柱と柱の間に入る断熱材には無機繊維系が多く、それだと湿気が入ってしまうと吐き出せないんです。べちゃべちゃになってしまう。そうなってくるといくら良い柱や木材を使っていても意味がない。」(株式会社ムラモト : 営業担当Iさん)
昔からある土壁、泥壁のように壁が呼吸をする、木と相性の良く家が長持ちする、そんな断熱材はないかと探し求めたどり着いたのがこの「ウールブレス」。木へのこだわりがあったからこそ、断熱材との相性も考える必要があったのですね。
販売されているのは主に70%のウールと30%のポリエステルが配合されたもの。なんとこの配合は日本の湿度に合わせているのだとか!7割のウールがちょうどいいらしいのですが、70%だとふくらみが足りないのでポリエステルを30%配合されています。(100%ウールもあります。)
セーターやマフラーなどに使われているので、断熱のイメージをしやすいですね。実際触ってみたのですが、数秒触っていただけでもとても暖かく感じました。
自然素材の為、シックハウス対策やお子様がいる家庭に使われる他、特に木にこだわって家づくりされる方に使われることが多いそうです。ただ価格はちょっと高め。お伺いしたところ 「(安)グラスウール < 羊毛 < セルローズ(高)」になるようです。
商品詳細
バージンウール : 70%、リサイクルポリエステル : 30% | |||||
サイズ(幅×長さ×厚み) | 入数 | 施工坪 | 梱包定価 | 熱伝導率(W/mk) | 熱抵抗値(m2k/W) |
435×52500×200mm | 2ロール | 1.5坪 | 17,000円 | 0.037 | 5.41 |
435×10500×100mm | 2ロール | 3坪 | 22,000円 | 0.037 | 2.70 |
260×10500×100mm | 3ロール | 3坪 | 21,000円 | 0.037 | 2.70 |
470×10500×100mm | 2ロール | 3坪 | 25,000円 | 0.037 | 2.70 |
900×10500×100mm | 1ロール | 3坪 | 24,000円 | 0.037 | 2.70 |
435×21000×60mm | 2ロール | 3坪 | 34,000円 | 0.037 | 1.62 |
270×21000×60mm | 3ロール | 6坪 | 32,000円 | 0.037 | 1.62 |
バージンウール : 100% | |||||
435×10500×100mm | 2ロール | 3坪 | 27,000円 | 0.036 | 2.78 |
この建材のポイント
オススメなのは? | ・シックハウス対策を考えている ・木にこだわった家にしたい |
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一番の強みは? | 長期優良住宅 省エネ等級4対応 |
施工の強みは? | 曲面部や凹凸部、あらゆる隙間に柔軟につめることが可能 |
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