透明・白濁が温度で変化する複合材料を開発。調光窓ガラスへの応用が期待
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産業技術総合研究所は、温度によって透明/白濁が切り替わる複合材料を開発。調光ガラスへの実用化が推進されています。
今回開発された複合材料は、生活温度付近において低温で透明、高温で白濁に切り換わる機能を持っています。透明/白濁の切り替えを繰り返すことで透過機能が劣化してしまう課題がありましたが、材料の熱安定性が高めることで耐久性が大幅に向上。窓ガラスのメンテナンス保証期間である10年以上相当の温度変化を繰り返しても持ちこたえるほどの耐久性を達成し、調光窓ガラスへの実用化の期待がより高まっています。
今後は実用化のため、製作コストの削減や後貼りできる調光フィルムの開発に取り組む予定です。詳しくは記事ページをご覧ください。