「いろんな木の床比べっこ」コーナーで、気づいたこと。
こんばんは、武澤です。
建材専門の展示会(建築建材展など)にはよく行きますが、一般施主向けの住宅展示会には足を運べておらず、前々から一度行ってみたいと思っていました。
弊社がある福井県にも住宅展示会が開催されており、福井のエリアマガジン誌 月刊URALAが主催する「ふくい家づくりEXPO」にネタ探しも兼ね行ってみました。
行ってみるとやはりネタは見つかるものですね、そこで6つの木の床材を比較しているコーナーを見つけました。
実際の様子はこのような感じで、家族連れにも盛況です。私も比べっこしてみようと、実際に裸足で歩いてみると床には6つの木が使われていました。
実際に貼られていた木は次の6つです。
1. ピンカド
落ち着いた風合いで、高級感もありますね。色合いも均一でなく、自然らしさを味わえる樹種だと感じました。
2. すぎ(あか)
3. バーチ(樺)
4. チェリー(サクラ)
遠くから全体的に見るとピンク色に見えたり、近くでみると淡いチョコレート色に見えたりと、多彩な色味が特徴でした。
5. ナラ(オーク)
6. ひのき
王道すぎるせいか、他木材と比べると今回はあまりインパクトを感じませんでした。
気づいたこと : 6つ全部使った床デザインがおもしろい
思ったのは、どれか1つ選ぶのもいいのですが、この6つ全部使った床デザインがおもしろいということ。
木どうしの相性、反りの問題、施工手間が増える、贅沢だ、などいろんな問題はあるかもしれませんが、特設コーナーに実際にあがって見えたこの風景は惚れますね。床一面分の材料はないけど、”床1/4面分”なら活用できる材料も呼び起こせるのでないでしょうか。
ちなみに以前5種の国産広葉樹をつかった50センチ角のフローリング商品を紹介しましたが、このフローリング版のようなイメージに近い感覚です。(記事もよければご覧ください)
「どの木がいいのか1つ選ぶ」or「どれも使っちゃう」の選択ができると施主としては嬉しいと私は思います。
もし複数の樹種で床張りする施工や現場があれば、ぜひ取材させていただきたいです。情報提供も、Facebookコメント・個別メッセージにてお待ちしています。
▼取材させていただいたイベント
ふくい家づくりEXPO
▼イベント主催元
株式会社ウララコミュニケーションズ