This issue’s CLASS1 ARCHITECT
畑 友洋
TOMOHIRO HATA
一級建築士 畑友洋建築設計事務所主宰
神戸芸術工科大学准教授 京都大学非常勤講師
1978年 | 兵庫県生まれ |
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2001年 | 京都大学工学部建築学科卒業 |
2003年 | 京都大学大学院工学研究科修了 |
2003 -2004年 |
高松伸建築設計事務所勤務 |
2005年 | 畑友洋建築設計事務所設立 |
主な作品
滋賀県 長浜市 |
ガラスの木漏れ日(辻堂) |
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大阪府 池田市 |
大地の家 |
兵庫県 神戸市 |
円側の家 |
兵庫県 明石市 |
明石公園交流拠点施設 |
兵庫県 明石市 |
明石市大蔵海岸公園施設 |
兵庫県 明石市 |
三宮プラッツ |
畑さんが建築家を目指したきっかけは?
自分が住んでいた町は本当に田舎で、隣の家はかなり向こうまで行かないとないくらいの場所でした。そんなところで晴れやかなものといえば、家が建つことでした。家が建つと人が集まり、子どもが遊ぶ場所になるんです。そんな晴れやかなものをつくる仕事に就きたい、と思ったのが最初でした。高校時代は京都に下宿していましたが、その3年間、目の前で京都駅ができていくのを見ていて、「建築とは街そのものだ」と感じ、家から都市までのスケールを自由に行き来して創造する建築の仕事に刺激を感じました。
どのような建築を手掛けることが多いですか?
最近は民間のプロジェクトだけでなく公共建築にも関わらせていただくようになりました。公共建築だから標準的な建築をつくる、というのは必ずしも正解ではないと思っています。その場所ならではの特徴的なものをつくり街に刺激を与えることで、歴史とつながりながら、人々に大事にされる建築になると思うのです。
進行中のプロジェクトは?
今手掛けているのが、兵庫県神戸市のJR灘駅駅前広場です。E-DESIGN、モビリティデザイン工房設計との共同で、南北両側の広場を設計しています。新しい取り組みですし、駅の近くには南北ともに巨匠の手掛けた建築があるのでとても緊張します。2021年以降に完成予定です。
CONTENTS
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This issue’s CLASS1 ARCHITECT
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MATERIAL#1
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大地の家
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MATERIAL#2
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ARCHITECT’S Q&A#1
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ARCHITECT’S Q&A#2
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ARCHITECT’S Q&A#3
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ARCHITECT’S Q&A#4
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ARCHITECT’S Q&A#5