ARCHITECT’S Q&A
前田茂樹が選ぶ5つの建材
Q. 空間を広く明るく見せる建材とは?
A. ツインカーボ
不思議な反射を見せる見えそうで見えない壁
ツインカーボは一般のポリカーボネートよりも軽いのに強度が高く、ヨーロッパではよく工場の外壁などにも使われている材料です。梅田阪急ビル30階のリクルートグループ関西の会議室でも使用しました。廊下と会議室の間仕切りをツインカーボとすることで、会議室の中の人の姿は揺らいで見えないけれども、中空構造になっているため不思議な反射をして自然光を透過するので、廊下も明るくすることができます。天井内とフリーアクセスフロアの中で、スチールで上下を挟むことで倒れない安全性を保つと同時に、上下に枠が出ないようにしています。
AGC株式会社
〒100-8405
東京都千代田区丸の内1-5-1
TEL:03-3218-5741
FAX:03-3218-7006
WEB:www.agc.com/products/electoric/polycarbonate/index.html