ARCHITECT’S Q&A

畑友洋が選ぶ5つの建材

Q. 伝統技法を駆使した建材は?

A. なぐり材

人の手で殴った仕上げで不均質さをより際立たせる

なぐり材というものは手で殴って仕上げた木材のことで、手斧(ちょうな)という道具でラフに削って仕上げるため、木自体がもつ力強さやぬくもりが前面に押し出されます。現在工事中の京都の茶室に、床柱として槐(えんじゅ)のなぐり材を使用しました。山林で自然に自生していた木は、人と生活をともにしてきた木。それを人が建築に使うことで木は人から第二の生命を与えられ、その建築の中で人間が暮らすことで、人は木からさまざまなことを教わります。松文商店さんは京の町家にあり、話していると、木に愛着を持って商売をしているな、と感心させられます。

有限会社 松文商店

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