【超大型折戸 しゅもん】
美術館のリニューアルでは、入口の場所を変更し、これまで入館料がないと入れなかった敷地内の公園にも自由に出入りできるようになった。それに伴い、公園に接する多目的ホールには超大型の折戸を採用している。レセプションやワークショップなどが行われる多目的ホールでは、目的に合わせて折戸を全開にすることが可能。外の公園でピクニックを楽しむ人やたまたまその場に通りかかった人も、屋内での活動を感じ、参加もできるオープンな空間となった。
前面に豊かな環境が広がるので、内外が完全につながるフルオープンの建具にしたいと考えていました。「市原湖畔美術館」では手動の折戸を使いましたが、とても開放感があり、開閉のしやすさも含め、扱いやすいのが良いですね。
建材開発秘話
ドイツの技術を国内仕様に
超大型折戸はドイツのガートナー社と技術提携しています。製造・販売にあたり、ドイツ仕様で動くメカニズム関係の部分を国内の仕様に合わせて納入するというところが非常に苦労しました。現在は100%受注生産で対応していますが、より多くの方々が使いやすいように製品の標準化を進めています。
建物に合わせた納め方を模索
「市原湖畔美術館」では、折戸を内側へ納めたいという要望がありました。しかし、建物の床は水が入らないように勾配がついているため、戸が内側に折れると床と干渉してしまう。そのため内側に折れても綺麗に納まるよう、新たな止水方法を検討し、対応いたしました。
菊川工業と「超大型折戸」の特徴
金属建材の設計から製造・施工までワンストップで対応可能。素材から仕上げ、納まりまで、お客様のご要望に合わせた提案が強み。
大きなガラス開口が得られ、意匠性が高い。丈夫で短時間での開閉が可能。電動・手動の切替も容易で、停電時には簡単に手で開けられる。
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