ARCHITECT’S Q&A
仲建築設計スタジオが選ぶ5つの建材
Q. 屋内と屋外をゆるやかにつなぐ建材は?
A. コルクタイル
遮音性が高く土足対応も可能なコルクタイル
「五本木の住宅」の2階キッチン部分に使っています。使った理由は大きく2つあり、1つは遮音性が高いから。木造住宅はどうしても音に対して弱い部分があるため、これまでも音の問題にはいろいろな工夫を重ねてきました。コルクタイルは表面が硬すぎず、かといってふわふわする柔らかさでもありません。足に優しい上、遮音性も高いのが特徴です。もう1つは土足対応ができること。もともとこの建材は、土足対応を前提にショップなどで使われることが多く、あまり住宅では使われないものなんです。しかし、「五本木の住宅」は限りなく外と中の境界をゆるやかにしたいと考えていたので、屋内だけど外っぽい感じが出せるのが気に入りました。住む場所と仕事場を混ぜる時に「土足問題」はつきものだったので、コンセプトにも合っているおすすめの建材ですね。
東亜コルク株式会社
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